奥津軽虫と火まつり~地域の幸せとコロナ終息を願って~

奥津軽虫と火まつり~地域の幸せとコロナ終息を願って~
2020年、新型コロナウイルスの影響で、様々な祭りやイベントが中止を余儀なくされました。今こそ地域の幸せとコロナ終息を願い、大松明(だいたいまつ)に火を灯し、祈りを捧げ、花火を打ち上げたい。そして、みんなが笑顔になりますように。

はじめに・ご挨拶

初めまして、本年度奥津軽虫と火まつり実行委員長を務めております、公益社団法人五所川原青年会議所の平田浩介(ひらたこうすけ)と申します。

 「奥津軽虫と火まつり」は今年で49回目を迎えます。昨年は、新型コロナウイルスの影響で規模を縮小し神明宮境内にて執り行われました。本来であれば、動画を見て頂ければわかるように市民の皆様と関係諸団体の皆様と当会メンバーが一丸となって地域の幸せを願うまつりです。今年度はコロナ禍の中で開催するため、例年のような松明(たいまつ)の運行は行わず、感染予防に努めながら岩木川河川敷のみで開催し、神事をメインに執り行い、関係諸団体の皆様とこのまつりに賛同して下さる多くの皆様の願いが、地域の幸せと本年に於いては新型コロナウイルス終息に繋がるように当会メンバー一丸となり開催して参ります。
このプロジェクトで実現したいこと

みんなの思いを一つに、みんなの願いが叶うように、みんなが笑顔になれるよう、神事が滞りなく執り行われ、大虫昇天とともに盛大に花火を打ち上げ、地域の幸せとコロナ終息の願いにつなげると共に、見ている方に希望と感動を与えたい。

プロジェクトを立ち上げた背景

「天下泰平」「国家安泰」「五穀豊穣」「悪疫退散」の祈りを込め、地域の幸せを願い毎年開催させて頂いている「奥津軽虫と火まつり」ですが昨年度は、新型コロナウイルスの影響もあり規模を縮小し、神明宮境内にて神事を執り行いました。しかし、これまで紡いできた伝統の燈火を絶やさぬ様、関係諸団体と連携を図り様々な問題と向き合いながら、私たちは地域の為にこのまつりを伝承していかなければなりません。また、新型コロナウイルスの影響でたくさんの方が大変な思いをしています。それでも毎日を一生懸命頑張っているみんなの笑顔を取り戻すため、みんなの思いがひとつになるよう、コロナウイルスが終息するよう、今年度はこのまつりをぜひ開催したいと強く願っています。

これまでの活動

昭和48年に、(社)五所川原青年会議所がまつりにあらたな刺激と魅力をあたえようと「火」を取り入れ、「虫おくりと火まつり」が誕生しました。「虫おくりと火まつり」は、人間の世界に迷い込んだ虫をむやみに殺すのではなく、虫が住んでいる元の世界に送り返すという「虫おくり」と、古くから自然界に存在する、物を加工したり消し去ってしまう強い力を持つ「火」を使って、私たちの周りの目には見えない悪いものや心を清めるという「火まつり」の二つの要素が一緒になったまつりです。平成12年には、夏まつりとして行われていた「虫おくりと火まつり」を本来の開催時期である「さなぶり時期」に戻し、まつりの名前も「奥津軽虫と火まつり」に変更し「ヤッサ―」の掛け声とともに行われています。また、平成20年からは河原にて、一般のお客様に祈願串の授与を行い、共にお焚き上げを行い祈願するようになり、現在のまつりの姿となりました。

毎年6月第3土曜日、五所川原市「立佞武多の館」前から「虫」「お囃子」「松明」の運行を行い、岩木川河川敷へと練り歩きます。岩木川河川敷では、五所川原市にある神明宮宮司さんが、地域住民を代表し、地域の幸せとして「天下泰平」「国家安泰」「五穀豊穣」「悪疫退散」を祈願します。その後、まつりはフィナーレを迎え、全長21mの2つの大虫に、大虫昇天と称し花火開始と同時に点火し、ヤッサーの掛け声とお囃子、盛大な花火とともに燃え盛り昇天する大虫は圧巻です。
資金の使い道・実施スケジュール

大虫・松明製作費、コロナ対策費、花火。

また、初期