はじめに・ご挨拶
ご興味を持っていただきありがとうございます!
かつて宿場町で栄えた埼玉県飯能市の吾野宿を盛り上げたいと活動をしています。
現在、吾野宿では急速に高齢化が進んでいます。令和二年1月1日の時点で、吾野宿の拠点である坂石町分の平均年齢は60歳を超え世帯数は200世帯を切っています。このままで行くと数年のうちに地域としての機能が停止するとも言われています。「吾野宿再生と吾野を語る会」を立ち上げ、これまで地域活性を先頭で進めてきた大河原義重さんも高齢となり、なかなか思うような活動ができなくなっています。
大河原さんの高校の後輩として何とか吾野宿に人を呼べる、そして収益の見込める事業を作りたいと考えています。
吾野宿の自然や歴史をゆっくり堪能できるサービスの実現にお力添えいただければ幸いです。
このプロジェクトで実現したいこと
2022年3月から一人でゆっくり自然を堪能できる場所の提供サービス(仮称『くつろぎ空間 一人静』)を始めたいと考えています。既存のBBQ場や公園などはファミリー層も多く、自然の中でゆっくりしたいと思っていても一人だとなかなか利用できない現実があると思います。
我々が考えているサービスは、一人予約限定で入場できる自然を満喫できる空間です。
近くに川が流れ山に囲まれた静かな場所で、小屋の中で読書をしたり、パソコンをしたり、また一人でBBQもできるような場所を時間貸しするサービスを予定しています。
敷地内には4つほどの小屋が立っておりますので、そちらを改修してくつろぎのスペースなどにしていきたいと考えています。
また、川沿いに面して広さ六畳ほどのウッドデッキが二段にわたって備え付けられています。
資金が集まればそちらの改修にも着手していきたいと考えています。
一人予約の方をターゲットにしていきますので、季節ごとのマッチングイベントの開催なども頻繁に行っていく予定です。
➀吾野宿で収益をあげられる事業を作ることによって若い世代の定住を実現する。
②この事業を成功させ、今後増えていく空き家の事業転換のモデルケースとする。
③普段一人でなかなか自然の中に出かけることのない方に自然の素晴らしさを知ってもらい、日常の疲れを癒してもらう。
④マッチングによって結ばれたカップルが吾野宿を気に入り、定住化につながるような入り口になる。
プロジェクトをやろうと思った理由
過疎化が進んでいる地域ですので、何とか少しでも若い世代に定着してもらえることを地域の方々も望んでいます。
吾野宿は築150年以上の古民家が並んでいたり、歴史ある景観も素晴らしい場所です。また、高麗川が近くに流れ自然も豊かな場所です。歴史と自然が融合する素晴らしい場所です。
しかし、県内の秩父や川越、深谷と比べると観光地としては知名度はゼロに等しいです。
国道299号から外れた場所なので多くの方が通り過ぎてしまいます。
しかし、偶然にも訪れた方々は「こんなところにこんな場所があったんだ!」と一様に声をそろえます。
この素晴らしい地域を何とか後世にも残していくために、地域の起爆剤になるような事業を何とか作りたいと思っています。
これまでの活動
地域活性のために大河原義重さんはNPO団体を設立し、歴史探索ツアーや自然探索ツアーなど多くのボランティア活動をされて来ました。しかし、ボランティアでは人が定住しない、また収益が上がらない活動はやがて限界が来るという壁にもあたりました。
そこで築150年の大河原邸を改築し、カフェ併設の古民