現役司法書士によるオンラインサロン「ゆい友ルーム」を作りたい!

現役司法書士によるオンラインサロン「ゆい友ルーム」を作りたい!
「大切な人に想いを伝えて絆を深め、豊かな人生を送る人を増やす」を理念に掲げる司法書士の高はしトモ宏が、遺言書をフックにしたオンラインサロンを4月1日に開設。サロン開設や運用、広告のためのクラウドファンディングにチャレンジします。

みなさんは「遺言書」と聞いて、どんなことを想像しますか?

自分の死後に親族が揉めないために作る書類。高齢者やお金持ちだけが書くものといったように、自分とは縁遠いイメージを持っている方が多いかもしれませんね。

しかし、遺言書は単なる相続の書類ではなく、自分自身の人生を豊かに生きていくためのツールとなる、という側面があることを、ぜひ知ってほしいのです!!

はじめまして! 司法書士の高はしトモ宏と申します。世田谷区で30年以上続く「経堂司法書士事務所」の二代目所長を務める傍ら、遺言伝道師はしトモとして、遺言書の魅力を世に広める「一億総遺言書計画」という活動をしております。今回、その活動の一環としてオンラインサロン「ゆい友ルーム」を立ち上げるにあたり、クラウドファンディングにチャレンジいたします。

まずは、今の想いを動画にしましたので、ぜひご覧ください!!

僕は、司法書士として多くの相続問題に関わってきた経験と、自分自身も家族に向けて遺言書を作って気持ちがガラリと変わった体験から、遺言書の持つ大きなパワーに気づきました。

実は、遺言書を作ろうと思い立った頃、僕と妻は、日々の小さなすれ違いが積み重なり、とても円満とは言えない関係でした。遺言書を書いた理由も、一般的な相続案件と同じような「自分が死んだ後、妻に面倒な思いをさせないため」というもの。ごくごく形式的な書類でした。しかし、そんな書類としての遺言書の内容を妻に伝えると、彼女の僕への態度が柔らかくなり、二人の距離が縮まった気がしたのです。遺言書には、大切な人との関係を深める何かがあると感じた僕は、改めて自分の遺言書にじっくりと向かい合ってみることにしました。

遺言書には、法的効力を持つ「本文」とは別に、法的効力は持たないけれど、遺言書を書くに至る経緯などを示す「付言事項」に好きなことを書くことができます。僕はここに、家族に宛てた人生最後の手紙を書こうと考えました。しかし、いざ書き始めてみると、なかなか自分の気持ちが整理できず、四苦八苦。時には恨みつらみが浮かんでくることもありました。それでも何度も何度も書き直して、最後に残ったのは……感謝の言葉。

「この想い、絶対に伝えなければならない」

遺言書を作りあげた僕はそう決意し、妻に読んで聞かせました。読みながら頬を伝う涙。静かに耳を傾ける妻。互いに伝えていなかった言葉。最後には、未来について話す僕たち夫婦の姿がありました。

大切な人との絆が深まると、人生は豊かになる。そう確信した僕は、たくさんの人に遺言書の持つ力を知ってもらうための活動「一億総遺言書計画」を開始。

現在は、活動の一環として、「大切な人へのラブレター」として遺言書の書き方を伝えるワークショップ「The Last Word~明日やってくるさよならに向けて、大切なあなたに遺す言葉を綴る」を定期的に開催しています。

※現在ワークショップはオンラインのみでの実施です

参加した方からは、「普段、大切な人のことを深く考えることがないから、いい機会になった」「定期的に自分の人生を振り返る機会を作るべきだと思った」「財産がなくても、手紙としての遺言書は書くべきだと思った」といった、温かい感想をいただいています。

その一方で、想いを「綴る」ことはできても、「伝える」ということには、高いハードルを感じている人が多いことも知りました。

そこで、「想いを伝える人を応援しよう」「仲間同士で励まし合おう」「みんなで豊かな人生を送ろう」。そんなことができるコミュニティ