はじめに・ご挨拶
ファッションブランド「ヴィフレム」のデザイナーとして活動しております。
洋服が好きという思いだけで、全く知識もありませんでしたが、必死で貯めた資金で7年前にブランドを立ち上げました。当時思い描いた19型の製作、生産には数千万円の資金が必要と知り、当時貯めた資金はサンプル製作までしか届きませんでした。
甘い考えと失敗を糧に、自らで製作、生産が出来るようになると決意し、残されたお金で工業用ミシンを購入。誰に習うわけでもなく、独学で洋服を作り始めました。大事にしていた洋服を解体し、洋服の構造を学び、縫製を繰り返し、毎シーズン、コレクションアイテムを作成し、受注生産という形で活動して参りました。
すべての工程を自らで行いたいという思いで、縫製だけではなく、シルクスクリーンプリント、ダメージ加工、染め加工など、現在も自らで学び、年々製作出来る幅を広げ続けております。
最大の目標は、ハンドメイドで製作したコレクションで、ランウェイでのファッションショーを行えるようなブランドに成長させることです。
製作例:2020年秋冬コレクション
・柔らかな風合いのゴートレザーを使用し、レザーワークジャケット。
・肌触りのよいコットンを使用したタートルネックカットソー。バックにシルクスクリーンプリントを施しております。
・染め加工を施したストール。同じ柄が存在しない世界に一つだけのストール。
・肌触りの良いウール混素材のスラックス。
製作例:2020年秋冬コレクション
・上質なコットンツイルとナイロンオックス生地を使用したミリタリージャケット。
・10オンスの裏起毛素材を使用し、サイズ感に拘ったプルオーバーパーカー。
・シルエットに拘り、上質な裏起毛素材を使用したスウェットパンツ。
このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトは、会社設立、製作の幅を広げる為の設備投資、法人のみ参加可能な企業間での展示会に参加し、販路拡大、最終目標でもあるファッションショーへの参加実現の為のプロジェクトとなっております。
プロジェクトをやろうと思った理由
昨年2020年に、カナダのバンクーバーファッションウィークで、ファッションショーに参加しないかと声をかけて頂き、個人での活動から、法人化し会社としての活動へのステージアップを決心致しました。
残念ながらコロナの世界的流行で、昨年のカナダでのショーは、現地のデザイナーのみでの開催と見送りになりました。この状況を、前向きに準備期間と捉え、会社としての活動をスタートし、販路を拡大させ、ブランドを成長させた上で、最高のファッションショーの開催を実現させたいと決意しております。
これまでの活動
2013年:ブランド「ヴィフレム」を立ち上げ、デザインのみを行い、パターン会社、縫製会社などに製作を依頼するも、資金の壁にぶつかりサンプル作成のみで断念。
残った資金で、工業用ミシンを購入し、自らで製作、生産を行う為に、独学で洋服制作を開始
2014年〜2019年:アルバイトをしながら、空いた時間を使い、年2回、春夏、秋冬のシーズンコレクションを製作し、個人で展示会を開催し、受注生産という形で活動
原宿で開催した展示会:
2020年:1月にビックサイトで開催されたハンドメイドジャパンに出展し販売。
同年10月開催のバンクーバーファッションウィークで開催されるファッションショーへ