はじめまして、このプロジェクトの発起人を務めます杉原と申します。
私は、某新聞社で新聞配達を行いながら都内の夜間大学を卒業の後、京都大学の大学院を経て、今年(2020)司法試験を受験、現在はその合否待ちといった状態です。
※Instagramのアカウントです。今後の活動について告知等に利用するかもしれないので、よろしければフォローして頂けたら幸いです。
新聞は情報を届ける媒体です。
「情報」というのは、人々に知られていなければいないほど価値があるというのが通常だと思います。
しかし、「今日はイイ天気ですね」、「今日は冷えますね」といった、全員が知っている情報も、全員が知っているからこそ、そこに「共感」が生まれ場を和ませる大変価値があるものです。
いわゆる我々日本人特有の「和の精神」、簡単に言えば「世間話」の事ですね。
しかし2020年現在、情報検索だけでなく、SNSによって情報の発信さえもが容易となり、「情報の取捨選択」に疲れを感じた事はないでしょうか?
たしかに、情報が自由に手に入り、自由に発信できる事は素晴らしい事です。
しかし、自由であるからこそ、どの情報に触れていればよいのか不自由に感じる事も少なくないのではないでしょうか?
このように、情報へアクセスする行動範囲は無限に増え、その中で漂流・迷子となって孤独を感じている若者も多いかと思いますし、私自身もそうです。
そんな中、ふと立ち戻りたくなる「実家・ふるさと」のような核となる共有情報、すなわち「今日はイイ天気ですね」といったストレスの無い温かい情報源があれば迷子にならないかもしれません。
そのような「あたたかい情報」の拠点として、地域密着的であって、記事の内容も、、「彼女・彼氏ができた」、「あの大学に行きたい」、「あそこのお店すごくいい」、「おじいちゃんの若い頃」、「子供が少年野球でホームランを打った」、「仕事で初めてプロジェクトを任された」等といった、日常の出来事や人生のニュースであり本来一番価値があるであろう情報を、慣れ親しんだ街「渋谷」から発信し、若者に限らず、また渋谷区民に限らず、あらゆる人達の共感の素となり、すべての孤独な人を孤独から解放する事を目的とし、渋谷の街情報と一体的に発信することで、渋谷を温かい街にする事ができればと思います。
私は4年間、新聞販売店に住み込みで働きながら大学へ通いました。
そんな中で新聞の購読者はご高齢な方ばかりですが、その新聞の記事が世間話の話の種になっている事にも気が付きました。
一方で、私達は新聞を読みません。新聞だけじゃなくテレビも見ません。
個々が聞いている音楽のジャンルも多様化してるため、中々「今日はイイ天気ですね」といった会話が成り立ちません。
そういった思いから、「いつか地域密着型の若者のための新聞を発行したい」そう思うようになりました。
また、「実行性や信頼性」を担保するものとして、いままでジャーナリズム的な活動としては、上記の通りの新聞社での販売業務のみしか挙げる事ができず、これでは「実行性や信頼性」としては大きく不十分である事は十分承知しております。
しかし、私事で恐縮ですが、中学を卒業の後、左官見習いとして社会へ出たものの、リーマンショッ