奇跡的に重なって、結晶当時の形がそのまま残ったのが「ソーヤブル」なのです。
中央の正八面体がソーヤブル、下側がメイカブル、上側がニアジェム
◆男心をくすぐる「ダイヤモンドトリビア」
ダイヤモンドが地上に表れるほどの大噴火が起きたのは、長い地球の歴史の中で7回のみ。その最後の大噴火が起きたのは、今から数億年前と言われています。
つまり、その当時のダイヤモンドを今なお採掘しているのです。
原石の種類
ソーヤブル
ソーヤブルとは、二つのピラミッドを合わせたような正八面体の原石です。
名前は、のこぎりで切ること(saw)ができる(able)という意味。加工しやすいのでとても重宝されており、一般的には大小2個のダイヤモンドに研磨されます。
◆男心をくすぐる「ダイヤモンドトリビア」
15世紀後半のフランスで現在のトランプのマークが確立されました。その当時のダイヤモンドといえば原石の「ソーヤブル」が一般的な認識でした。
メイカブル
メイカブルは作る(maked)ことができる(able)という意味で、形がまちまちな原石です。
ソーヤブルのように2つはできませんが、形によっては美しいダイヤモンドに研磨できることも。なので、原石ひとつひとつの形に合わせて研磨されます。
メイカブルは中級品の素材で、ファンシーカットなどに研磨されます。形は悪くても良質なダイヤモンドが採れることもあれば、美しさに欠ける低品質な原石も生まれます。
ニアジェム
鉱石本来の形に一番近いですが、宝飾用には向いてません。
もともとは工業用を意味する原石で、透明度に欠け炭素の黒点(カーボン)や亀裂の多いものがほとんどです。研磨後も透明度が低く、美しくは仕上がりません。
男ダイヤモンドだから実現できる価格
1. 宝石業30年のノウハウとネットワーク
世界共通のダイヤモンド業界のルールとして、本来、原石は購入できる権利を持つ業者(サイトホルダーおよび研磨業者)しか仕入れることができません。
通常は高度な技術が必要な研磨を経たダイヤモンドしか購入できないので、高価になります。
男ダイヤモンドでは、宝石業界30年のノウハウとネットワークを活かし、研磨業者からロットで仕入れることで、相場よりも安く提供することができるのです。
2. 男ダイヤモンドが考えるダイヤモンドの価格とは
ダイヤモンドには、様々なグレードや価格帯が存在します。
純粋無垢なエンジゲージリングなど、アクセサリーで人気なダイヤモンドは無色透明ですが、男ダイヤモンドは地球の大地の営みを感じる「ブラウンダイヤ」。
また、研磨したものではなく地球から誕生した形そのものである「原石」など、ダイヤモンドの新しい楽しみ方や価値を提供するために、多くの人が身近に感じられる価格を目指しております。
【楽しみ方1】原石を愛でる
鑑賞のポイント
神秘の結晶「ソーヤブル原石」。この美しい正八面体は、地球が生んだダイヤモンドの姿そのものです。
まずは肉眼で、次にルーペを使って形を鑑賞してみてください。その造形美は、悠久の歴史と奇跡が刻まれたロマンの結晶なのです。
マッハ1.8の音速で地上へと向かうダイヤモンドに容赦なく襲ってくるマグマの高温。ほとんどは石墨になったり変形してしまいますが、ソーヤブルはかろうじて形を保ち残った奇跡の結晶です。
ソーヤブルの表面には、その際の溶解模様が見られます。中でも「トライゴン」と呼ばれる逆三角形の模様はとても貴重で神秘的です。
◆男心をくすぐる「ダイヤモンドトリビア」
「トライゴン」という言