コレステロールを減らすほか、ガン、高血圧、心臓疾患の原因になる、アルツハイマー病を誘発するなど、さまざまな健康被害をもたらすことが報告されています。
アメリカでは2018年からトランス脂肪酸を「使用禁止」にしました。
その他、カナダ、デンマーク、シンガポール、韓国、オーストリア、スイス、フランス、フィリピンなどがトランス脂肪酸を禁止もしくは規制をかける措置をしています。
でもトランス脂肪酸をまったく規制していない国があります。
そう日本です。
規制されていないから、マーガリンはスーパーやコンビニで誰でも簡単に入手可能です。
世界中の国で禁止・規制され、健康被害も報告されているにも関わらず、
ほとんどの日本人はその事実を知らぬまま今日も美味しそうにマーガリンを食べています。
「じゃ、マーガリンをやめれば大丈夫か。」と言われると全然大丈夫ではありません。
トランス脂肪酸はもっと身近なところに潜んでいます。
②に続きます。
外食やコンビニ食ばかり食べるのが良くないということは何となく分かる…。
けどなぜ良くないのかを説明できる人は案外少ないのではないでしょうか。
マーガリンのところで「トランス脂肪酸」はやばいという話をしましたが
身近な食品にもトランス脂肪酸が含まれている商品は多くあります。
食べ物のパッケージ裏には原材料名が記載されていますが、
そこに「植物油脂」と書かれていたら要注意です。
つまりこの植物油脂はトランス脂肪酸のことです。
植物油脂と聞くとなんだか身体に良さそうに聞こえますが、とんでもない。
マーガリンと同様、摂りすぎには注意が必要です。
街中で売られているお菓子やおにぎり、お弁当、パンにも植物油脂は入っています。
植物油脂は人工的に加工したものであり自然な油脂としての性質からかけ離れているので、分解されず体内に蓄積される危険性があるのです。
人生100年時代、そんなものを体内に取り入れつづけていたらどうなることか…
ファスティングマイスターになる前までの私は、
お菓子が大好き&お昼はほぼ毎日コンビニ食…。
他にも、小腹がすいたらファストフード店へ直行…。
こんなことを平気でやってた自分が恐ろしい。
そうは言っても今コンビニ食やお菓子を全く食べないというわけではないですが、以前よりは格段に減りました。
ちなみに今回はあまり触れてませんが、世の中にはトランス脂肪酸や植物油脂だけではなく、本当にたくさんの食品添加物が存在します。
原材料名の「/(スラッシュ)」以降に書いてあるものは食品添加物です。
甘い!と思わせる甘味料、腐らせないための防腐剤、賞味期限を長くするためのPH調整剤、美味しそうに魅せるカラメル色素…
だから摂ってしまった分を身体に蓄積せずに”身体の外に出す”という選択肢があります。
ファスティングは簡単に言えば腸活です。
普段の食事で無意識のうちに摂ってしまっている添加物などの有害物質をすべて体外に排出しデトックスします。
アスリートの方々が厳しい練習をしている最中にファスティングを取り入れる話は有名です。
デトックスできるだけでなくむしろ普段の食生活で不足している栄養素も摂ることができるので現代人には積極的に取り組んでほしいと思っています。
★身近に潜む食の危険をもっと知りたい方はこちら(1分25秒~)
ファスティングは「リセット効果」と「デトックス効果」の2段階で構成されています。
●リセット効果
ファスティング期間中は食べ物を食べないので消化にエネルギーを使わなくなり内臓が休まります。