忘れられる天然木の活用!木こりが創る自然のままのテーブルを全国に届けたい

忘れられる天然木の活用!木こりが創る自然のままのテーブルを全国に届けたい
使われない国産の樹木は捨てるか、燃やされるか、そのまま忘れられます。本来利用価値の無くなった樹木を使って、それに命を吹き込み、日本全国で使ってあげて欲しいです!!!!!

皆さん『木』に感謝していますか?

私たち日本人は、昔から木をうまく生活の中に取り入れ、それによってより豊かな生活を送れるように工夫してきました。いつしかそれなしでは私たちは生活することも不可能なほど当たり前に『木』を使っています。

そんな自然が生んでくれた『木』に感謝をしたことはあるでしょうか?

こんにちは。

私は山口県で林業を営んでおります野原と申します。

私たちは15年もの間、木に囲まれ、木を切り続け、時代の変化を木を共に過ごしてまいりました。

木製品の現状をご存知ですか?

私たちの生活には木は欠かせないものになってます。
建築物、家具、紙、段ボール、食器、箸、仏壇、炭、薪、楽器、スポーツ用品、キノコの原木など。。。あげればキリがないくらい私たちは木材に囲まれています。

日本で使用される木材は80%が材料費の安い海外からの輸入なのです。
木材の主となる用途は、家などを中心に建築・土木資材、家具などが約50%を占め、紙や段ボールなどに約40%が使用されています。
大半の方が知らない、現在の森の現状

ここ数十年、地球上では森林伐採による地球温暖化が叫ばれるようになっていますが、実は日本の森林の減少はこの50年見られておらず、逆に国内の使用できる森林は増加傾向にあります。
これは「人工林」と呼ばれる人の手で植裁された、主にスギ・ヒノキ・カラマツなどが思うように使用されないことが原因となっています。
国土面積の3分の2が森林面積であり、世界有数の森林国である日本においても、やはり海外の安い木材を使用しようとすることが多いのが大きな理由です。

健全な森林育成と住みやすい環境や資源を得ることにつながるためにも我々日本人はもっと木材を使う必要があるのです。

使用しない木が増えた結果、せっかく育った人工林達も高齢になり、二酸化炭素吸収量が低下したり森林の持つ多面的機能の低下につながります。

ここからは悪のサイクル

歳をとった使えない木を放置する

新しい新鮮な木が植えられない

国内で使える上質な国産木材が少なくなっていく

となります。

人間と同じ、少子高齢化が森林の中でも起こっているということです。

逆にどうでしょう、しっかりと良い森林サイクルを回せてあげれば、

植林

継続的な手入れと成長した木の伐採

間伐され、生き生きとした森林

森林の多面的機能が発揮される

根が発達し土壌を保持、土砂崩れ防止や二酸化炭素の吸収能力の向上、雇用が生まれ農山村地域の活性化となるのではないかと考えます。

森の本来の役割は?

森林の多面的機能

・水を育む

・土砂の流入、土砂崩れを防ぐ

・雨水を土壌に蓄え、河川などの急な増水を防ぐ

・水を安定して供給する

・人間にやすらぎを与える

・二酸化炭素を吸収し、酸素を供給する

・木材を供給する

・野生動物の生息、生育

・キノコ、山菜などの林産物を供給する・・・・など

とはいえ、現状は・・・・?

上質で、形の良い木材は必然的に建築材料や家具などの重要用途として使われます。
その余った端材などはチップや薪になり、紙や段ボールなどになります。

お年寄りになってしまった建築や家具などに使えない木は、チップや薪にされています。
最悪、そのまま放置され、腐るのを待つか燃やされるのです。

そこで私たちは、端材や残っている人工林の活用方法に着目しました

余っているとは言え、立派な木材。これを一般の方に多く活用していただきたい。
活用したいと思えるものを提案したい。