長小ふれあい夏まつりで活躍する鈴木委員長はじめに・ご挨拶
はじめまして。私は滋賀県にある長浜市立長浜小学校の長浜小学校創立150周年運営委員会委員長の鈴木厚志です。長浜小学校は今年創立から150年を迎えることとなりました。明治4年に長浜の市民の手により滋賀県第一小学校として始まった伝統を未来につなげていこうとクラウドファンディングを立ち上げましたので、皆様のご協力をお願いします。
このプロジェクトで実現したいこと
150周年に際し、様々なイベントを実施する予定です。長浜小学校の児童全員で150の人文字を作り航空写真を撮影、未来の小学校を描くコンテスト、地元に根付く子供歌舞伎の披露、植物の種を付ける風船飛ばし、地元の方と楽しむ打ち上げ花火などなど、児童と地域が一体となって150周年をお祝いしたいと考えています。
更に、長浜小学校の子供たちがその歴史を感じられるもの、地域性があり後世に残るものを作ることで、この節目を迎えたいと考えました。その中で考えたのが、150年の長浜小学校の歴史年表の制作と、その年表オブジェのイメージ年表に地域独特の装飾を施すことによって作る年表オブジェです。年表であれば児童や保護者、地域の方々が150年の歴史の重みを感じてもらうことができます。明治初期から続く長浜小学校を誇りに思ってもらいたい。そして、更に150年の未来を作ってもらいたい。そんな気持ちで準備を進めています。また、装飾には地元のガラス工芸の技術を使用し、年表にガラスを散りばめることで地域の一体感を表現したいと考えています。そこで、児童にもガラスの取付作業に参加してもらうことにより、自分たちで作り上げた年表オブジェだと感じてもらいたいと思っています。
現在の長浜小学校私たちの地域のご紹介
滋賀県長浜市は16世紀に豊臣秀吉が初めて城を築き、今浜という町名から、織田信長の名前を含めた長浜に改めたと言われています。
琵琶湖の北部に位置することから湖北と呼ばれる地方に、長浜小学校があります。明治4年の民間による開校は、明治政府が学制を発布する1年前の年であることから、当時の長浜市民の民意の高さが伺えます。
現在の小学校の校舎の意匠は、明治時代の校舎をモチーフに作られており、街の中心部近くに位置することから、地域とともに150年を歩んできました。
明治時代の長浜小学校
プロジェクトを立ち上げた背景
今回のプロジェクトでは、多くの卒業生を輩出している長浜小学校の卒業生の皆さんや、地域の方々のみならず、滋賀県内外に在住の卒業生や長浜市出身者の皆様にも150年を知っていただきたいと考えています。また、歴史ある長浜小学校を全国の皆様に知っていただき、共にこの節目を盛り上げていただきたい。そんな思いから、この歴史を後世にも繋げられるよう関係者が一体となって準備を進めています。
会議風景これまでの活動
現在に至るまでに1年以上前から準備を進めてきました。PTAはもちろん、既に子供が卒業した元PTA役員、学校後援会、学校運営協議会のメンバーで準備委員会を開き、様々なアイデアを出し合いながら実行委員会を立ち上げました。
コロナ禍で思うように計画が進まない時期もありましたが、下記の内容で記念事業を実施します。
長浜小学校創立150周年記念事業(主な内容)
・日めくりカウントダウン … 150周年事業までのカウントダウン表示(進行中)
・ビオトープ整備 … 校庭にあるビオトープを再整備します(進行中)
・児童による人文字の空撮 … 150の文字を全児童で空撮