り作りたいと思わなかったからです。
有名店の良質な材料を使ったお菓子、コーヒーの製造に携わり続け、お客さまの生活の癒しと豊かさをサポートするため頑張っていました、いらして下さったお客さまに商品をお渡しして、笑顔で受け取る様子は励みになり良いものを作る原動力になりました。
しかし、いつからか良いおいしいお菓子を作る度に心にぽっかり穴が開いたようになってしまったのです。
お客さまの生活と人生を彩るはずのお菓子とコーヒー、生産販売している私の生活と人生が豊かでないことに気づきました。このままこの生活を続けてはいけない、とにかく一度立ち止まる時間を作らなければと思い退職に至りました。
故郷である田子町に戻りゆっくりと過ごして、緑に癒され、おいしいものを食べているうちに、『やっぱり私はお菓子を作ることが好きなんだ!!』と気づきました。
思い出してみると小学校3年生からお菓子本を読み、お菓子道具を買い見様見真似でバースデーケーキや、クリスマスケーキ、クッキーなど作っていました。
材料の組み合わせを考えたり、出来上がりの食感、味、風味を創造するとすぐ作りたくなってしまうのです。現在は田子町内の食品加工場にオーブンを持ち込み、お菓子の生産をし定期的に販売しています。
お菓子作りのメソッドを紹介します。
・私自身が食べておいしいと思うもの、体に良いものであること
目的に応じて白砂糖の使用は最低限にしています、小麦も全粒粉の割合を増やし生産販売しています。試作段階ですが一部南部小麦を使用しています、将来的には製品化いたします。食品添加物の使用をせずに、受注生産という形をとり販売いたします。
・地域の食材を丁寧に扱い生かす
新工房のある建物は青森県南部町にあります、南部町は果物大国たくさんの種類の果物を栽培しています。旬の時期に収穫して間もないものを新鮮なうちにお菓子にします。
・お菓子とドリンクのマリアージュを提案する
バッハ時代に培われたお菓子とコーヒーのマリアージュ技術を生かし、地域性、材料、できたお菓子に合わせて、紅茶、日本茶、ハーブティーなどお客さまのライフスタイルに合わせてお菓子とコーヒーを提案いたします。
【なぜクラウドファンディングをやるのか??】
現在の工房を開店して3年が経ちました。
時を重ねるごとにコーヒーの販売量も増えていき、町の加工場をレンタルして製造しているお菓子の販売量も増えつつあります。現在約4坪の工房面積では人数の制限と場所の制限があり難しい状況になってしまっているのです。
新しい工房で、より良い環境でコーヒーを焙煎し販売、常時お菓子を作る体制を整え、小さいけれどもお客さまがコーヒーとお菓子を楽しんでいただけるカフェスペースを作ることが、人生で一番にやりたいことなのです!
最高の環境はどのような環境だろうか?
私のライフスタイルに合い
私も、私の事業を手伝ってくれる友人も働きやすい、過ごしやすい環境
空間的にも余裕があって
自然豊かな緑がある山が見えるところ
休憩時間に山を緑を見てホットできる場所
2020年の暮れこの条件がすべてそろう名久井岳の見える土地建物を、奇跡的にお客さまに紹介していただき、購入をしました。
まず、良質なお菓子とコーヒーを作り販売するためには
作っている側の私が人生豊かに楽しく事業をする必要があると思います。
資金調達手段に迷いましたが、友人、お客さま、家族に力を貸りてCAMPFIREのクラウドファンディングをしよう!!
みんなで新工房+カフェスペースを立ち上げようと決