輪島市-
能登は石川県の4市5町(七尾市、輪島市、珠洲市、羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町、穴水町、能登町)からなる地域です。
「能登の里山里海」は、能登の人々の四季の暮らしそのものです。
能登半島の地形や気候、自然の恵みと人の知恵から生まれ、伝えられてきた食文化が今も身近にあります。
日本で唯一奥能登において江戸時代から続いている「揚げ浜式製塩法」も、伝えていくべき伝統的な技術のひとつです。
奥能登塩田村の揚浜塩田 -珠洲市-
奥能登のお塩 と NAGISA DINING -出会いからこれまで-
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実は、NAGISA DININGの料理長のご先祖様は奥能登でお塩づくりをしていたそうです。
お塩へのこだわりと想いのある料理長が自ら選び、お料理に取り入れたのが、ミネラル豊富で味わい豊かな奥能登塩田村のお塩でした。
(私も初めてこのお塩を食べた時は、その優しい味わいに感動しました!)
ディナーメニュー(一例)奥能登のお塩で味わう旬食材の籠蒸し
お客様からも「このお塩とてもおいしい!」と大変好評です。
揚げ浜式製塩のお話をお客様にすると、
「是非おみやげに買って帰りたい!」
「塩づくりの見学は出来ないの?」
というお声を多くいただきます。
しかし、
近くでこのお塩は販売されていないので、お土産に持ち帰っていただくことができない…
施設見学の出来る塩田村は車で1時間30分程、現地で知って旅するには遠すぎる…
能登にあるたくさんの自然や文化の本質を体験せずに帰ってしまうお客様の多さに歯痒い思いをしてきました。
そして約4ヶ月のプロジェクト期間を経て、NAGISA DINING の塩づくり体験プログラムを形にするに至りました。
出来上がりのお塩はさらに2〜3日乾かして完成!手間がかかるほど大切に食べたくなります。
能登の海そのもののお塩を、自分で手塩にかけて育ててお土産に出来るのです。
自分で作ったお塩を残さず大切に扱い、「お肉やお野菜につけてみようか」「塩むすびを作ろうかな」と楽しみにされるお客様の姿に、能登の魅力を感じていただけた喜びでいっぱいでした。
しかしながら、
コロナ禍で「体験したくてもNAGISA DININGに行けない…」というさらなる課題が生まれています。
観光バスツアー等の中止もあり、奥能登塩田村へ足を運んでいただき辛い状況でもあります。
もっと能登の魅力に触れて欲しい!
この体験を届けたい!
そうした想いからオンラインツアーという新しい挑戦を始めます!
スタッフが語る “NAGISA DINING”
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まず、NAGISA DININGスタッフは、みんな能登が大好きです!
そして、おもてなしする上でお客様とのコミュニケーションをなにより大切に考えています!!
(中にはちょっとシャイなスタッフもいますが)皆、能登の魅力をお客様へ丁寧に大切に伝えていきたいのです。
ディナードリンク(一例)能登の個性豊かな地酒をスタッフが季節に合わせ厳選 作り手の想いと共に味わえる
NAGISA DININGは、これまで能登の恵みを五感で堪能するレストラン、豊かな自然を感じられるワークスペース、また伝統文化や技術に出会う体験スペースとして能登の魅力を発信してきました。
それぞれ趣が異なりながらも「人と人・人と場所を繋ぐ」というNAGISA DININGのコンセプトを体現する「場」へと育むことが出来てきたと思い