ですが、AFRICLでは、ベナンをはじめとしたアフリカの国々の手仕事のあたたかさを感じていただきたい、という想いから、「アフリカで作られた生地であること」にこだわります。
また、遠路はるばるやってきた生地を、「日本の日常に馴染むかたちで」「末永く、心地よく」纏っていただきたい、そんな気持ちで、プロダクトのデザインから縫製までは日本で行います。
アフリカの手仕事のあたたかさが、日本の日常にときめきを彩ってくれますように。
Beninese & Japanese の心地よさ、をぜひお楽しみ下さい。
AFRICLの目指すこと、プロダクトやサービスのコンセプトは変わりません。
ただ、それをより徹底していくために、日本でもベナンでも、やりたいことがたくさんあります。
ざっくりと、現状と目指す姿を現したのが上の図であり、金色の枠は、AFRICLの生産工程において、ベナンで行われていることが確認できている部分、ピンク色の枠は、AFRICLの生産工程において、日本でAFRICLが実施できている部分です。
(縫製は国内の縫製工場さんと協業、Custom等は、国内のお直し業者さん、縫製工場さん等と協業させていただいております。)
大きな課題となっているのは、生地として使用しているバティックが、職人さんが仕入れた染料・生地に染めたものとなっており、紡績や染料の仕入れといった、バティックの染色に至るまでの工程が、ベナンで行われているといったトレースが出来ていないことです。
今回のプロジェクトでご協力いただいた資金は、AsIs→ToBeの姿へ近づくための、渡航費用、プロダクト改善の開発費に充てさせていただきます。
ここから、現在、AFRICLが抱える課題について、詳しくお話させていただきます。
より、「一生モノ」、「とっておかない」一着になるために…
・安全性
前述のとおり、現状ではバティックの染色の前工程が、ベナンで行われているといったトレースは出来ていない状態にあります。真の一生モノを目指して、赤ちゃんが口に入れても、触れても安全です、と自信を持って語れる安全性を実現するため、染料の試験、現地の職人さんとの染料の仕入れ方法や管理方法の話し合いを通じて、安全な生地を、再現性のある形で仕入れ続けられるよう、試行錯誤を行ってまいります。
・お手入れのしやすさ
現状、AFICLで扱う手染めのバティックは、どうしても色が変化しやすい状態となっており、他のものと分けての手洗いをお奨めしております。
様々な理由で、自分のお洋服のお手入れに”手間”をかける時間や余裕がないとき、着られなくなってしまっては「一生モノ」でも「とっておかないとっておき」でもない、ということで、
【1、買ったときから洗濯機でがらがら洗えるプロダクト】、【2、お手入れの手間・豊かさを楽しむプロダクト】といったように、お客さまのライフスタイルによって、お選びいただけるようなラインナップを創っていきたいと考えております。
・サイズ
現在のプロダクトも相当幅広い体型の方に、ストレスなく着用いただける工夫を凝らしてはいますが、特に大きく体型やライフスタイルの変わる妊娠中にも気兼ねなく着られるプロダクト、を目指します。
妊娠のご経験のある方々のお声を聞かせていただき、ウエスト部分の作りの改良や、授乳もしやすい作り、そしていつ着てもときめく服であることと両立するよう、改良を目指します。
より、ストーリーに満ちた、ベナンの仲間が笑顔になる一着に…
・All made In Africa
ベナ