者数です。
コロナ前は近江八幡市を訪れる外国人旅行者は急速に増加しておりました。
特に中国・台湾・韓国といったアジア圏からの観光客が増加傾向にあり、観光客による旅行消費額も急速に拡大。。。
ただ、残念ながら観光客が行くエリアと地元の人が普段行くスポットは分かれています。
両者が出会ったらどんなに素敵でしょうか。。。
それならば作ってしまおう!
そう思い、僕はコミュニケーションが生まれる場とし、今までの経験を活かして歴史あるヴォーリズ建築を改装・・・
『ヴォーリズ精神』が伝承させる様なCafe&Barを作ろうと思い立ちました。
立地
京都や名古屋からのアクセスも非常にし易く、最寄りの「近江八幡駅」から徒歩20分程度。
建物から徒歩15分以内には24時間営業の大型ショッピングセンターやファミレス、コンビニもあり、将来は観光客の宿泊出来るスペースとしても検討しております。
パーミリー邸の歴史と 田中 涼 からのメッセージ
建物は大正13年(1924)に元近江ミッションに参加していたパーミリー女史※1の住宅として建てられ、その後、昭和14年頃にヴォーリズ建築事務所の建築部員の柿元氏が継ぎ、一部増改築を加えて長らく個人の住宅として使われておりました。
その後、内部見学の出来なかったこの建物を、ヴォーリズ建築の保存活動をする「一粒の会」副会長であった方が、2015年に旧柿元・パーミリー邸を購入されました。
しかし、『改修後に一般公開するとともに、コミュニティーの場として開放したい』という思いの中、残念ながら実現する事なく急逝されました。。。
その後、ご遺族から『建替えでなく、修繕して残していってくれる方に・・・』という思いで
建物の引き継ぎ手を募集されている中、私どもが2019年冬に土地の契約をさせて頂きました。
2020年春、ボランティアの方にも沢山ご参加頂き着工!
空き家の期間が長く、建物は老朽化が進み外壁には穴が空き、シロアリによる被害などが多々あり、当初予定していた建築費が膨らみました。
コロナも相まって、当初予定していたボランティアの方々の募集も大々的に募集する事も出来ず、、、
最終的に看板設置工事や厨房機器を購入する費用が削られる事態となってしまいました 。
ヴォーリズ建築の特徴でもあるマントルピースやクリスタルのドアノブなど、
室内は築90年越えのオリジナルな部分も多く残っており、気品と優しさを兼ねた美しさが残っております。
リフォーム後には建物を公開させて頂く等、次の世代に。。。
急逝こされた前の持ち主の思いと共にの建物を引き継いでいきたいと願っております。
ここで暮らした人たちが刻んだ歴史と思いと共に、
この建物を一つの痕跡として残していきたい・・・
そんな思いで今回のプロジェクトを立ち上げました。
※1パーミリー女史は同志社女子部設立に尽力されたのち、ヴォーリズ夫妻と共に近江兄弟社学園に奉職した女性宣教師である。
取材実績
読売新聞 2020年10月24日
資金の使い道について
目標金額は100万円とします。
資金の使い道は以下の内訳です。
駐車場工事・看板設置費・食器 厨房機器購入費
長くなりましたが、以上が「ヴォーリズ建築 パーミリー邸」の全貌です。
この建物を残す事によって地域の方々やコロナ後の訪日外国人の方が楽しめる場所づくり、交流が生まれる拠点となると確信しております。
ぜひ一緒に近江八幡市を盛り上げませんか!
皆様のご支援、お力添えどうぞお願い申し上げ