を兼任する形で社員となりました。
私にとってリヴァは新卒入社から数えて5社目の会社。前職まで2年以上仕事が続いた事がなかったのですが、リヴァでのトレーニングで身につけた双極性障害への対処や働く中で行ってきた工夫、また周囲のサポートもあり継続勤務を続けることができました。
私自身は新しいことへのチャレンジ精神が旺盛で、社内で何度も新規プロジェクトや新規事業を提案し上手くいかないというサイクルを繰り返していた時、伊藤から「当事者としての松浦さんを、もっと発信したらいいんじゃない?」という言葉を受け、双極性障害である自分自身の経験を活かした何かができないかと考えるに至りました。
そこから3年間の活動実績は以下になります。
双極性障害の当事者であり、実名顔出しでSNSをする会社員が少なかった時にTwitter発信をはじめ、今では1万人以上の方にフォローいただいています。双極性障害と働くをテーマに日々の工夫と私の体調、軽躁もうつもオープンに伝えています。
・note
私の「双極性障害と働く」に関する自分史や情報をnoteで公開したところ、3年間でアクセスは累計27万PV以上に。Twitterで頂いた双極性障害に関する生の意見をまとめて発表する場としても活用しています。
・双極ワーク(トーク会)
双極ワークの様子
「双極性障害の方の中で、働くことに悩みを持ってる人と直接会って話ができる場があると良いのでは」と考え2018年3月から開始したのが、双極性障害×働くをテーマとしたトーク会「双極ワーク」。2020年からオンライン開催に変更し累計27回実施、300名以上の当事者の方にご参加いただきました。
・講演ほか
シブヤ大学での講演の様子
他にも伝える場をと考えて、講師としての登壇(NPOシブヤ大学、NPO大ナゴヤ大学)や、Webメディアでの記事掲載(soar、LITALICO仕事ナビなど)、またTwitterライブを活用して土曜朝にラジオ配信(2020年末で36回配信)もしています。
「双極性障害」と「働く」というかなり狭い分野での活動であるにも関わらず多くの反響を頂けたのは、まだまだ社会に情報が少ないからだと思いました。
「私一人の経験だけでなく、多様な生き方、働き方をする双極性障害の方を取材して必要とする人に届けたい」
「私が余暇の時間で出来ることには限界がある。業務として本腰をいれて取り組むことで質を上げ、継続的な情報発信ができるのではないか」
と活動の形態に関して考え直すようにもなりました。
そこで、「双極性障害」と「働く」に特化した情報を集めWebメディアという形で必要とする人に届ける企画を会社に提案。1年かけて承認をもらい、2021年春のメディア公開に向け鋭意準備中です。
■双極はたらくラボのコンテンツ案
「双極性障害で働くヒントがみつかる」がコンセプトの双極はたらくラボ。現在、想定しているコンテンツをご紹介します。
①双極マンガ
実際のマンガ「松浦さんの双極ライフ」より
私、松浦の実体験に基づく原案をもとに漫画家の方に作画を、精神科医の先生に監修を担当いただいている漫画「松浦さんの双極ライフ」。
2020年末時点で弊社で運営する別メディアに掲載している12回分の漫画も双極はたらくラボに掲載し、13回目以降は同メディアで連載していきます。
②双極レポート
弊社運営の別メディアで双極レポート第一弾を先行公開中
双極性障害と付き合いながら働く人の工夫を取材して掲載。双極性障害を抱