子どもにもハチミツの美味しさ
ミツバチの大切さを伝えていきたい
子どもにも知ってもらえるチャンスを作りたい
はちみつが出てくる瞬間をみて、
興味を持ってもらいたい
大人の支援で、子どもに養蜂の世界・ミツバチの未来を知る機会を提供します
創業1920年 竹内養蜂 4代目(1994年生)
今年で101年目の蜂蜜屋をやっています。
今では愛知県知多半島と北海道旭川市近郊の東神楽町でミツバチの育成や蜂蜜を採っています。
こだわりは、ミツバチの飼育から1箱づつ丁寧に仕事をし、非加熱・無添加・無加工 網で濾しただけの本物の蜂蜜をお届けする事です。
皆さんに最高の蜂蜜を食べて頂きたいと思い、多くの方に蜂蜜をお届けできるよう活動しています。
竹内養蜂の100年
竹内養蜂は1920年に知多市朝倉で養蜂を始めました。
本業であった海産物の海苔を作りながら、春と夏は蜂蜜を採り最初は5箱からスタートしました。
戦後からは岐阜県や福井県などにミツバチを持っていき、蜂蜜の生産量を少しづつ増やしていき、
65年前からは北海道東神楽町に毎年行くようになり、
採れた蜂蜜は直営のお店で瓶売りや問屋さんに一斗缶で販売していました。
2018年に4代目になり、多くの方に食べて頂きたいと思い、
皆様に蜂蜜を身近に感じて頂けるよう商品を広げています。
ミツバチの役割
人類が食べている食物の約70%はミツバチによって受粉が助けられています。
農作物の受粉を人ではなくミツバチが受粉することによって、農作物は現在の価格が保たれています。
ミツバチがいなくなった場合、農作物を人工受粉に変えた場合には
1ヘクタールあたり50倍〜60倍の費用がかかると言われています。
ミツバチは世界的に減少傾向 日本では?
ミツバチは様々な原因で減少傾向にあリます。蜂蜜を採ることができる植物の減少や,温暖化の影響,農薬の被害,自然災害の影響など多方向の要因があげられます。日本では養蜂家の高齢化や温暖化などにより異常気象が増え、昔と現在の養蜂のやり方が変わってきています。しかし、環境の変化に対応できずミツバチが死んでしまい、廃業してしまう養蜂家もいます。
ミツバチが減った場合 人体に悪影響?
世界中のミツバチが受粉する作物は,脂質やカルシウム,フッ素,鉄分,ビタミンA,ビタミンC,ビタミンEなどのミネラルの大半を担っています。これらの栄養素は人に必要不可欠なものであり,これらが不足すると免疫力が低下し,病気にかかりやすくなったり,傷の治りが遅くなったりするとされています。そのため,ミツバチが減少することで,人の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ヨーロッパでは身近なミツバチの存在
様々な学校の授業内容やテーマが違う場合がありますが、ドイツの学校で行われた養蜂やミツバチを子どもが身近に感じる場面をご紹介します。
・小学2年生で虫をテーマに養蜂家の所へ行き、ミツバチの大切さを学ぶ授業があった
・学校の敷地内でミツバチを飼い、ミツバチの課外授業がある
・ミツバチの授業や環境問題を先生たちが積極的に取り入れようとしている
普段暮らす中で大人が身近に感じる場面をご紹介します。
・養蜂の紹介でミツバチの育て方や道具などを紹介するイベントがある
・フランクフルトで年1回ビーネンフェスティバルが開催される。(蜂蜜や養蜂に特化したイベント)
・スーパーでミツバチの蜜源となる花の種の配布がある。
・歩道の花壇に『蜂のための花壇』と標識が立っている
※ドイツ在住の方に意見をお聞きしました。ヨーロッパ全ての地域や学校で行われている内容ではありません。写真の使用許可は頂いて掲載しております。
日本で養蜂やミツバチの存在はどれだけ感じられるでしょうか?
世界ではミツバチの保護やミツバチの過ごしやすい環境作り・保全をしています。
日本のミツバチ不足は、10年後には現状が変わらなければ深刻なものになる予想です。
今、当たり前のように食べている野菜や果物がスーパーから消えたら皆さんはどうしますか?
そんな事は起きないと思っていませんか?
そんな事が起きないよう養蜂家は限界までミツバチを増やし、農家さんの元へ出荷しています。
しかし、環境の変化で予想よりミツバチが育たない事は多くあります。
養蜂家はミツバチを販売していくだけでは、満足にミツバチを増やす事は出来ません。
採れた蜂蜜も食べて頂き、蜂蜜の売上でミツバチの育成資金に回す事で、更なるミツバチの増加に繋がります。
日本人は蜂蜜を食べてないの?
日本人の蜂蜜消費量はヨーロッパの3分の1です。また日本人で蜂蜜を食べている内90%は海外産の蜂蜜を食べていると言われています。
私たちが実現したい事
子ども