寝袋の役割は、単純に夜眠るだけではありません。キャンプや登山、車中泊や災害の時にも寝袋は活躍してくれます。
今までは簡易的な布団代わりでしたが、ヒマラヤの冒険家は8年の歳月をかけて快適な夜を過ごすアイテムとしての寝袋を作りました。
どんな状況でも睡眠を快適にしてくれる本格派の寝袋、それが「Solo QUilt(ソロキルト)」です。
計算された機能と設計。経験と改良を重ね、快適かつ軽量を実現したのが「Solo QUilt」です。
寝袋などの睡眠システムは、湿気を含むと暖かさや快適さを保つことができなくなります。
また快適さを追究すると、サイズが大きくなり重くなる傾向に。逆に小さく軽量化を図ると、睡眠の快適さは失われてしまいます。
「Solo QUilt」は寝袋の設計の根本と素材を変えることで快適さと持ち運びやすさを実現しました。
無駄な背中の部分をカットし、米軍でも採用されている「Climashield APEX」断熱材を使用しているので超軽量です。
使用している合成断熱材は、先にもお伝えした「Climashield APEX」です。
こちらは、軽量で熱効率の高い連続フィラメント断熱材。夜露に濡れた場合や、汗などのこもった湿気も驚くほど早く乾く特長を持ちます。
暖かさを持続するには、繊維の間に空気の層(ロフト)が必要です。この「Climashield APEX」は空気を多く含むことができ、熱を逃しません。
バリアとして機能し、体の熱が冷気に放散されるのを防いで体を暖かく保ちます。断熱材の空気層(ロフト)が多いほど、暖かさを保つことが可能です。
ドラフトストッパーにより、冷気の入り込みを防ぎます
周囲には、ドラフトストッパーが縫い付けられています。 隙間風が入らないようにドラフトストッパーを下に押し込み、心地よい暖かさを保つことも、暖かくなりすぎたときに簡単に換気をすることも可能。ドラフトストッパーとフードが連携して、心地よい暖かさで体を包み込みます。
快適温度:-4度タイプと-12度タイプについて
このキルトの威力を発揮するためには、マットレスが重要です。
-4度のキルトの場合は「R値が3」、-12度のキルトの場合は「R値が5」のマットレスをお勧めします。
※体感温度は体型や体質、ご使用テント、マット、体調など個人によるさまざまな要因や変化するため、あくまでもご参考の数値としてご理解下さい。
「Solo QUilt」は、仰向けや横向き、うつ伏せなど、フリースタイルで眠ることが可能です。
「Solo QUilt」のフードは、肩や首元を超えて伸びる余分な長さがあり、シンプルな輪郭のデザイン。キルトを体や頭に簡単に巻き付けることができます。ネックストラップも付いているので、顔を出して眠る時もフードはもたつきません。
計算され尽くした設計で、隙間風(ドラフト)が入らないようにし、どのような体勢でも快適に寝られます。
中央のジッパーを外すと、ブランケットとしても使用できます。きれいな平面にはなりませんが、簡単に羽織ったり、膝にかけたりすることが可能。寝る時以外にも活躍してくれます!
風が強すぎるときや、テントを使用しない場合に役立つ機能です。
2つの伸縮性のあるウェビング(ゴムのバンド)を、スリーピングパッド(寝袋の下に敷くマット)のに装着できます。キルトをスリーピングパッドの上に置いたとき、キルトの側面に取り付けられているトグル(留め具)が配置される場所にウェヴィングを配置し。続いて、トグルをウェビングの穴