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途上国アフガニスタンの子供達に【ランドセル】を送りたい!
3 分
ー はじめまして ー
私達は、新潟県にある長岡造形大学学生による 有志団体 COMPASS です!
途上国 教育支援活動 として、アフガニスタンへ ランドセルの寄付 を行なっています。
ー アフガニスタンの教育の現状 ー
アフガニスタンでは、旧ソ連のアフガン侵攻、その後の内戦やタリバンの台頭など、
23年間に及ぶ争いが2001年に終結したものの、
教師や学校施設の不足、家庭が貧困であること、などを理由に、
いまだ多くの子どもが学校教育を受けられていません。
また、長く続く紛争やテロ、避難民の流入などにより、
校舎のない青空教室で学んでいる子どももたくさんいます。
特に、女の子は教育を受ける機会が少なく、小学校で学ぶ男子は73%、女子は53%と、
女の子の2人に1人しか小学校に通学できていない計算になります(「世界子供白書2017」)。
女の子が学校に通えない理由としては家の手伝いや早い結婚の他に、
女の子の教育に対する家族や地域の理解が得られない文化的な背景があります。
旧タリバン政権時代に女子教育の必要性が認められていなかったこともあり、
アフガニスタンの15~24歳の女性の非識字率は68%、
つまり3人に1人しか文字の読み書きができないことになります。
アフガニスタンでは、十分に教育を受けられないまま
12、13歳で結婚し、出産を始める子どもたちもいます。
母体が十分に発達しない時期の妊娠・出産は、女性や生まれてくる赤ちゃんを危険にさらします。
妊娠した女性が文字が読めない場合、保健施設でもらったパンフレットに書かれた説明が読めず、
子どもの予防接種や栄養についても理解できないことがあります。
女性の自由な外出を許さない家もあり、
外へ出て医療機関で正しい知識を得るのが困難な女性たちもいます。
小学校の初等教育の6年間だけでも受ける機会があれば、読み書きができるようになり、
女の子はもちろん、男の子も、自分や家族の健康を守る知識・情報を身につけるようになるのです。
ー なぜランドセル? ー
ランドセルを受け取る前は、ほとんどの子どもは、ビニール袋や布にくるんでいます。
中には教科書をそのまま手で持っている子もいます。
日本がアフガニスタンへランドセルを配り始めて通学の風景が一変。
貧困のために、子どもの就学に同意しなかった親たちの間にも、
他の子と同じようにランドセルを背負わせて勉強させてやりたいという気持ちが芽生えたそうです。
また、ランドセルを男女に平等に配ることで、
「女の子も男の子と同じように学校へ通うのが当たり前」という考えが地域で根づき始めています。
アフガニスタンの女性と赤ちゃんの命を救う第一歩は教育です。
ランドセルは、その第一歩を踏み出すためのきっかけづくりに役立っています。
ー 中学生に社会貢献の実感を! ー
また、ランドセルの収集過程においては、中学生を対象に、
アフガニスタンの現状や、このようなプロジェクトを周知することが出来ました。
また、中学生自らが使っていたランドセルを贈ることで
記憶に残る社会貢献の実感をもたらすことが出来たと感じています。
ー コロナウイルス拡大で、ランドセルの配送料を募ることが困難に ー
私たちはこれまで、新潟県長岡市でのランドセル収集とともに、
大学祭の模擬店出店での売り上げをランドセル配送料としてきました。