「龍のぼり」製作費用並びに掲揚ポール製作へのご協力のお願い
こんにちは、私は岩手県岩泉町で早野商店を経営している早野貫一です。
一方、私は早野商店の道路の向かい側の小高い丘(宇霊羅山の登り口に当たります)にウレイラガーデンを作り、花木を育て、町内会のお花見の場に供したり、芝の広場でコンサートや野外劇を主催したりしながら管理しております。
私たちの岩泉町は龍泉洞のある観光の町として知られております。
いまコロナ禍の中で観光地はどこも厳しい状況になっておりますが、コロナ終息後を見据え、この町を「龍の郷」として売り出していこうというグループを立ち上げました。
そもそもこの町は龍によって守られてきた町です。町の北側に屏風のようにそそり立っている宇霊羅山はアイヌ語で霧のかかる山と伝えられている山で、町のシンボルとなっている山です。
語り伝えられてきた「龍泉洞の起源伝説」によりますと、昔々この山が鳴動を起こし、岩が割れ、龍が飛び出していき、そのあとから冷たい清流が湧き出し、以来岩泉はどんな年も水に困らない恵まれた郷になった。そこが今、龍泉洞となり、岩の泉「岩泉」の地名の由来となった、と伝えられております。
国の天然記念物となっている龍泉洞の大地底湖、長大な洞内の造形は素晴らしいものです。
しかし自然景観だけでは観光地としては深みがない。
私たちは町の中に残る龍にまつわる伝説をもっと掘り起こし、物語性を高めそれを具体的に表現できれば龍泉洞の観光地としての魅力がより一層高まり、観光エリアも地域全体に広がるのではないかと考えました。これから龍の郷を広くアピールし過疎の進む地方の活性化に貢献していきたいと考えております。
その龍の郷のシンボルとして第1号の「龍のぼり」をウレイラガーデンに掲げようというのがこのプロジェクトの主旨であります。
何卒よろしくお願いいたします。
早野商店
宇霊羅山
龍泉洞
【「龍のぼり」考案のきっかけと権利関係】
東洋では龍は水をつかさどる神獣と伝えられております。「龍のぼり」考案のきっかけとなったのは東日本大震災の大津波を経験し、その5年後台風10号の直撃を受けた時、私どもは龍の恵みというものを忘れていたのではないかという思いを抱きました。そして龍神様を時にみんなで祭る形態は何かと考えたのがこの「龍のぼり」考案のきっかけでした。
そして「気球付き吹き流し具」として日本での特許登録(第6548136号)、「のぼり」としての日本での意匠登録(1631764)、中国意匠登録(ℤⅬ2019303200728)済みで、岩泉を「龍のぼり」発祥の地と謳いあげてよいと考えております。そこで第一号となる「龍のぼり」を作ることにしましたが、布地印刷加工、縫製加工、掲揚ポールの構造なども入念に行い、発祥の地として恥ずかしくないものに仕上げたいと思っております。
龍のぼり製作費50万円 掲揚ポール建設費 50万円
【ウレイラガーデンに掲揚する意義】
龍泉洞には毎年多くの観光客に来ていただいております。しかし龍泉洞のある場所は宇霊羅山のふもとをぐるっと回った町の中心部から4キロ以上離れた場所にあります。そして県都・盛岡から太平洋沿岸に抜ける幹線道路である国道455線は商店街の北側をバイパスが通りましたので、龍泉洞に来られた観光客の多くは町の中心商店街のあることにも気づかず、わざわざ商店街を訪れてくださる観光客はほんの数%に過ぎません。岩泉町の中心商店街は歴史も古く、造り酒屋なども軒を並べ藩政時代には代官所