人気絵師の京扇子を作って扇子職人さんを助けたい

人気絵師の京扇子を作って扇子職人さんを助けたい
生活様式の変化や長引く経済不況、安い海外製品、コロナの影響等で未曾有の危機にさらされている京扇子職人さんを助けたいと思い、プロジェクト立ち上げました。人気イラストレーターさん描き下ろしのイラストで美少女絵の京扇子を作って多くの方に手にとってもらいたいです。

ご挨拶

こんにちは!私達、「絵守未來プロジェクト」は50名以上の人気イラストレーター様とともに、美少女イラストを使った革新的なグッズの制作をしたり、「光る美少女展」などのイベントをしたり、Vtuber/Vライバー事務所の運営をしています。

私達が得意な人気イラストレーターによる「美少女イラスト」と伝統的な「京扇子」を融合し、工芸品としての扇子と、エコな実用品としての扇子を多くの人の手にとってもらいたいと思っています。

京扇子職人さんとの出会い

MKタクシー様と京都で「美少女御朱印巡りツアー」を開催したのをきっかけに、京都の方々と深く関わるようになりました。そのツアー先の一つとしてご協力いただいた臨済宗妙心寺派 長慶院 のご住職様から「知人の扇子職人が苦戦してるので一緒になにかできませんか?」とご提案があり、私たちは二つ返事で快諾しました。

そこで京扇子職人さんと知り合い、慣習の変化や、廉価な輸入品に押されて非常に苦戦していることを知りました。SNSなどではこうした伝統職人さんに対して「頭が古い」「マーケティングを勉強すべき」「時代に合わせるべき」などの自己責任論が一部で散見されますが、今どきの職人様はSNSもECサイトも駆使して自助努力をされていることはあまり知られていません。その上で、どう新規のお客様を「集客」をするのかという具体的な解決策を模索されています。皆さん「伝統」や「技術」に胡座をかかず、しっかり時代に合わせて努力されてますのでそれはここで強くお伝えしたいと思います。

京扇子職人様と打ち合わせをする中で印象的な言葉がありました。扇子はそれ自体の種類もたくさんあり、また、様々な部材の組み合わせが可能なのですが、目安の制作費、いわゆる原価を尋ねたところ、こんな言葉が返ってきました。

「制作費は私はわかりませんから経理の者にお尋ねください。僕ら職人は1000個作っても1000個全く変わらない品質で仕上げるのが仕事ですから」
京扇子はこんな熱い職人魂を持った人々によって87もの工程を経て、一本一本手作りで制作されます。

京扇子は約1200年前の平安時代初期に生まれたと言われています。1200年の伝統のある京扇子と、現代の美少女イラスト界で一目置かれる人気絵師が生み出す最新のデジタルアートのコラボレーション作品をぜひ手にとって頂きたいと思います。
今回制作する京扇子について

今回制作する扇子は最もオーソドックスな「夏扇」と飾って楽しむ「飾り扇」になります。
夏扇

オーソドックスな扇子です。西陣織の扇子袋が付属します。
※こちらの画像の扇子は過去作品を使用した色校正用試作品です。

サイズ:7寸5分35間
扇面:国産和紙製
骨材:孟宗竹 ※島根県で材料の竹を制作し、滋賀県で整形加工、竹の染色を施しています。

飾り扇

一回り大きめで見ごたえのある飾って楽しむ飾り台付きのインテリア用の扇子です。
※こちらの画像の扇子は過去作品を使用した試作品です。

サイズ:9寸11間
扇面 国産和紙
骨材 孟宗竹
飾り台 孟宗竹
裏面 金の砂子模様の箔入り

裏面は金箔の砂子模様を施工してます。

上部に金箔の意匠が施されています。

サイズ比較となります。上:夏扇 下:飾り扇
資金の使い道

京扇子の制作費、イラストの制作費、人件費、今後の伝統文化支援の活動資金とさせていただきます。今回のクラウドファンディングの結果次第で、同じような課題を抱えた伝統職人、伝統技術とコラボレーションをしていきたいと考えています。

目標設定を大きく越えた