9・11 震災から10年 あの日を忘れない~津波ヴァイオリンと共に〜

9・11 震災から10年 あの日を忘れない~津波ヴァイオリンと共に〜
3.11東日本大震災から10年。9月11日に「あの日から産まれたもの」というタイトルでTSUNAMIヴァイオリン「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」と震災語り部である佐藤誠悦氏の講演会、中澤きみ子さん、和太鼓千代組の太鼓演奏を含めたイベントを行います。このイベント及び復興支援をするプロジェクトです

はじめに

5/1に上演予定だった「3.11 あの日から産まれたもの~想いを風化させないために~」ですが、東京都の緊急事態宣言を受け、会場が閉鎖されることとなり、延期を余儀なくなってしまいました。
ですが、延期をしたことにより、「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」を主催するClassic for Japanの全面バックアップを受けて、被災地に残った陸前高田「奇跡の一本松」を使用したTSUNAMI VIOLINを使用した中澤きみ子さん等による演奏会。および、震災語り部 佐藤誠悦氏による講演・和太鼓千代組の和太鼓演奏、そしてTSUNAMI VIOLINとのコラボレーション演奏を含む公演として、9/11に、くにたち市民芸術小ホールにて、開催する流れとなりました。

TSUNAMI VIOLIN

数々の音楽家によって紡がれてきたTSUNAMI VUOLINの演奏

震災で失ったもの、産まれたもの。

そこから受け取った数々の紡がれていく想い。

そう言ったものを公演という形にして、皆様に受け取っていただきたく、また、まだまだ復興し切ったとは言えない現状を少しでも打開するために復興支援を行う。

そのために、このプロジェクトは行われます。

是非、復興支援のため、このプロジェクトを成功させるために力を貸していただけると幸いです。
「千の音色でつなぐ絆プロジェクト」

追悼の想いと復興への願いを音色に乗せ、東日本大震災の津波から生じた流木や倒壊家屋の材木からつくらた“TSUNAMI ヴァイオリン”を、千人のヴァイオリニストがリレーのように弾き継いでいくプロジェクトです。

プロ・アマを問わず、またクラシックだけでなくジャンルを超えて、世界各地で千の音色を奏で、復興への想いをつなげていきます。
千羽鶴や千手観音。日本人は古来から、心からの願いを叶えたいとき、「千」という数字を用いてきました。千年に一度の大災害といわれる東日本大震災。

このプロジェクトでは千という数字を希望に変え、弾き継ぐことで震災の記憶を風化させず継続的に支援を続けていくこと、支援を訴えていくことを目的としています。

TSUNAMI VIOLIN Project Official PV

このプロジェクトで実現したいこと・支援していただいたお金の用途

このプロジェクトでは、下記のことを行いたいと考えております。

・9/11公演の活動資金

・3.11で被害にあった地域への寄付(実行委員会を通して、事業全体の売り上げの一部を被災地に届けます)

延期により、会場のサイズがだいぶ小さくなりました。また、延期に伴うかかった経費もあります。そちらの補填にも利用させていただきます。利用内容は活動報告できちんと報告させいていただきます。
プロジェクトをやろうと思った理由

公演企画が発足したのは・・・

本プロジェクトは、和太鼓奏者千代園剛の次のような想いから生まれました。

以前から東北にて震災に関係する活動などを行なっていた千代園剛は、10年前の3.11の時から

「あの日を忘れない」

という想いを持っていました。

これは人によっては26年前の阪神淡路大震災であったり、2016年の熊本地震であったり、それぞれ異なるのかもしれません。

そして、「忘れない」という想いと共に、もう一つの「想い」を持っていました。

それは、私たちは「あの日産まれたものを持っている」という想いです。

それは言い換えれば、あの日に生まれた感情であり、記憶であり、情景であり・・・いずれにせよ「あの日から産ま