おしゃれな円形煉瓦花壇をDIYでつくる

おしゃれな円形煉瓦花壇をDIYでつくる
園芸雑誌の花壇を見ていても、どれもみんな同じに見える。みんなと同じじゃ、テンション上がらないよね。そんなユーザー様のお声をよく耳にします。フジマル工芸は2008年より円形煉瓦花壇の開発を行い、自分でおしゃれな円形煉瓦花壇が作れる、新商品:「花壇丸」のDIYセットをご紹介します。

ご 挨 拶

皆さん今日は、フジマル工芸の藤井と申します。近日、クラウドファンディングを計画しています。タイトルは(おしゃれな円形煉瓦花壇をDIYでつくる)です。

自己紹介をさせて頂きます。私は、約40年ほどタイル・煉瓦・施工業に携わってきました。職人として
40年携わり、今振り返ってみると煉瓦に魅せられて来たことを実感します。今回、ご紹介させて頂くのは、煉瓦と煉瓦の間に二等辺三角形状の部材を使って煉瓦を縦に並べて丸く積み上げた花壇です。名前は「花 壇 丸」です。新発売のデザインになります。

花壇丸は、手作りの煉瓦工芸品です。角度計算を基に設計された機能的な魅力以前に、一つの工芸品でもあります。しかも、繊細で工芸品としての佇まいは、一つの美術品として楽しめるでしょう。

開発のきっかけ

この円形煉瓦花壇の開発を始めたのは、約13年前になります。きっかけは当時、煉瓦積みの仕事は四角形の花壇が多くありました。他にも門柱などが有りましたが、圧倒的に四角形の花壇が多いのでした。ある日お客様が、他に違った煉瓦の積み方は無いのですか?と聞かれました。

日本で一般的に知られているレンガ積み花壇と言えば赤レンガの四角形の花壇をイメージされるようです。世界の煉瓦の積み方には、イギリス積、フランス積、ドイツ積、アメリカ積、長手積、のいずれかの積み方が有りますが、これらは並べ方が違うだけなのです。私が考えたのは並べ方ではなく、円形状デザインでした。

それから他に違ったデザインは無いのかと考えていました。当時も円形に煉瓦を積む施工は有りましたが、煉瓦を一つずつ二等辺三角形にたがねや電気サンダー等を使い、手作業で作っていましたが煉瓦のホコリで鼻の穴や体がホコリだらけになり、誰も進んでやろうとしなかったのです。作られても1,2段の花壇でした。

自宅に帰り図面にして数ヶ月して出来上がり、暫くして自分で作ろうと思いました。部材を作る型枠を試作会社に強化プラスチックで作っていただき、自宅のガレージで作り始めました。その当時の写真が残っていました。その後、改良を重ねて現在のデザインになりました。

開発後行ったのが、技術面や安全性等その他の裏付けのため、国土交通省により運営管理しているNETIS登録申請しました。登録申請書を作成する際には、地方整備局から立証資料の提出を求められたり修正点を指摘されたりします。1年後財団法人 先端建設技術センター新技術工法に認定登録されました。

NETIS(新技術情報提供システム)とは、民間企業等により開発された新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースであり、国土交通省によって運営されている。( New Technology Information System)新しいテクノロジー情報システムの頭文字を取り、ネティスと呼称されている。

知的財産権等の情報

国土交通省 財団法人 先端建設技術センター新技術工法に登録。

(NETIS登録番号:KK-150032-A)

(花壇丸)商標登録番号(登録第6167008号)登録日 令和1年8月2日

実用新案登録(登録第3135792号 評価6取得)

(特許取得2018/06/15 第6350999号 登録日平成30年6月15日)

プロジェクト・プロジェクトをやろうと思った理由。

煉瓦を生産時窯には1万本位の量を一度に造ります。また、ロス率2割ほど破棄されます。少量生産だと経済的に割が合わなくなるのです。それを数色在庫すると固定費と多額の資金が必要になるのです。本プロ