はじめまして!株式会社ハッピーエデュケーション代表、大森 修と申します。関西を中心に、家庭教師派遣事業・塾事業などを展開しております。
私が仕事として教育に携わり、20年以上が過ぎましたが、この間に随分と社会環境は変わりました。技術が驚くべきスピードで進歩し、VUCAと言われる現代社会では、「自ら考え、学ぶ」ことが何より重要です。私が事業を通じて目指すのは、主体性を育てる教育の実現です。
そのために私たちに今何ができるだろう?と考え、たどり着いたひとつの手段が、今回のプロジェクト「インターンバスを作りたい!」です。
多くの方にこの取り組みのことを知っていただきたく、クラウドファンディングにチャレンジすることにしました。
インターンバスとは、就職したい学生と、人材がほしい企業を「バス」というツールを使って繋ぐという試みです。
弊社で大型バスを購入
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弊社ネットワークを通じて、就職活動中の学生を集める
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社会に出ると必要とされる力(営業ノウハウ・マーケティングスキル・ホームページ作成スキル・プログラミングスキルなど)をレクチャーする機会を設け、「社会で働くとは?」という自覚を持ってもらう
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希望する学生たちを乗せて、企業様を回り、職場の雰囲気を見たり、人事ご担当の方から会社説明をしていただく
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インターンの実施や就職など
この取り組みの大枠を「インターンバス」と呼んでいます。
我々の会社では、関西を中心とした家庭教師あっせん事業を行っており、公式LINEには約1000名の学生が登録してくれています。また、そこに毎月50~80名の新規登録があります。彼らに優先的に案内をしたり、大学で募集をかけるなどして、企業訪問の希望者を募ります。
インターンバスでは、タイアップした企業様の車内広告や、車内に置くフリーペーパーへの広告掲載などをすることによって、就職を望む学生にダイレクトに届くPRが可能になります。
また、同郷のUターン希望の学生たちを募り、その地域への長距離企業訪問をするという、地方企業の活性化につながる企画も立てております。
近年、家庭教師として登録している大学生たちと関わる中で感じるのは、働く目的や自覚が見いだせないまま就職していく学生が多いということです。その状態で就職しても、職場でミスマッチが起こり、辞めてしまうことが多いという傾向があります。
教育に20年携わる中で、私は「世の中を教育で変えるには、入試対策などで短期的に子どもに関わるだけでは不十分だ」と気づきました。そこで今後のビジョンとして構想しているのが幼少中高大一貫教育です。入試に振り回されない、ゆとりのある環境で長期的な目で子どもたちに「生きていくために必要な力」を伝えていきたいと考えているのです。
その一環として、まずは大学生のキャリア教育に注力する流れとなり、「働くとはどういうことか?自分に合う仕事とはどういうことか?」を就職する前に学生たちに伝える場を設けたい、とこのインターンバスの発想につながりました。
また、バスを使っての企業訪問をプロデュースすることで、その車中の時間・空間も企業とのマッチングに使うこともできます。
学生にとってオンラインが当たり前、という時代だからこそ、「人事担当者とリアルの場を共有した」「インターンバスの中で広告を目にした」という経験は印象に残りやすいと考えたのです。
学生側と企業側の想いのミスマッチをなくしていきたいと思っています。
学生には、社会人になったらすぐに必要となるスキルをコンテンツとして提供し