麺屋勝十銭 火事全焼からの復活プロジェクト

麺屋勝十銭 火事全焼からの復活プロジェクト
開店から10年…コロナ渦でも沢山のお客様に支えていただきながら、なんとか負けずに頑張って来た最中、2020年11月30日に火災によりお店を全焼してしまい営業が出来なくなりました。また昔ながらの尾道中華そばを提供できるように『必ず復活させる』その一心です。皆様の温かいご支援を募ります。


皆様へのごあいさつ

この度は我々のクラウドファンディングをご覧いただきまして誠にありがとうございます。麺屋勝十銭代表 加藤勝之と申します。

麺屋勝十銭は2010年7月7日に愛媛県松山市中心部の歓楽街にて営業を開始し、地域の方々や常連さんに支えられ、10年を迎えることができました。

その矢先、2020年11月30日に火事で店が全焼し、延焼により5階建てのビルのエレベーターが壊れ、復旧まで全階全店舗が休業する事態となり、各店舗の方々にも多大なるご迷惑をおかけしてしまい、先も見えず途方に暮れている中、沢山の友人や常連のお客様から応援のお言葉と、「クラウドファンディングを立ち上げたらどうか」というご提案をいただきました。

クラウドファンディングに対しての知識も全くありませんでしたが、手探りながらも皆様のご支援を信じ、もう一度、一致団結して再出発に向けて頑張ろうと思いました。

コロナ渦で店も焼失してしまった今、収入もなく銀行からの借り入れもできず、ビルの修繕費や店舗再開のための工事費などを工面する力もない大変苦しい状況です。

支えてくださったお客様との思い出がたくさん詰まったこの店を何とか復活させ、また皆様に笑顔で尾道中華そばを食べて頂きたい所存です。

大変厚かましいお願いではありますが、皆様のご支援、ご協力を何卒宜しくお願いいたします。

麺屋勝十銭 加藤勝之・知保
麺屋勝十銭の歴史と思い

<自慢の味>

当店の「尾道中華そば」は、鶏ガラと瀬戸内産のいりこで出汁を取った醤油ベースのスープに、背脂がたっぷり入った昔ながらの尾道中華そばです。

麺は尾道中華そば発祥の、老舗はせべ製麺所から仕入れており、たまご麺と平打ち麺を使用しています。

見た目はこってりしていますが、食べるとあっさりしており、どこか懐かしく癖になる味です。

<開店に至るまで>

昔ながらの尾道中華そばに惚れ込み、自分のお店を持ちたく、「麺屋十銭」の暖簾をくぐりました。

大将のもとで修行をし、いよいよ自分の店を持てるようになった頃、今のビルのオーナーと知り合い、元々和食屋であった空きテナントを借りることにしました。

毎日仕事終わりに現場へ向かい解体作業から開店に至るまでコツコツとお店を作りました。

友人やビルのオーナーなど、沢山の力を借りながらやっとの思いで開店出来たお店です。

<開店からの10年>

2010年7月7日に晴れてオープン。

オープンの際にはたくさんの友人達が溢れんばかりの花束や、開店のお祝いとして店の看板や菊間瓦をプレゼントしてくれました。

このたびの火災では店舗全焼となりましたが、看板だけは残りました。

(これが開店時に贈って頂いた看板です。みんなの名前は火事で燃えずに残っていました。)

開店当初からたくさんの友人・知人に支えて頂き、一年また一年と成長して参りました。

2012年13年と、地元地域活性化のイベントである愛媛すごいもの博や松山祭りに、出店いたしました。

2020年3月には新型コロナウイルスが流行し始め、外出自粛要請、非常事態宣言後の営業時間の短縮により売上は例年に比べ8割減に落ち込みました。そんな中でもテイクアウト弁当やランチ営業、また働くお母さんへの支援として子ども達へ通常800円の尾道中華そばを300円で提供するなど地域で助け合う活動をしながらコロナ渦を乗り切って行こう!と奮起してきました。

そんなコロナ渦で、10周年という節目を迎え、改めて夫婦でコロナなんかに負けずに頑張っていこう!

と決意をしました。