故郷の復興に向けた、新しい観光交流施設をつくりたい!

故郷の復興に向けた、新しい観光交流施設をつくりたい!
2017年7月の九州北部豪雨によって、福岡県朝倉市の国指定の史跡「朝倉三連水車」周辺は、大量の土砂や流木が流れ込み被災しました。今でも三連水車周辺には、耕作放棄地が点在しています。そこで、私達は耕作放棄地が「憩いの場」となるような、「朝倉三連水車ヤギさん牧場プロジェクト」を発案いたしました。

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私たちの地域のご紹介

私が生まれ育った朝倉市は、古くからの歴史と豊かな自然に恵まれ、米麦や万能ねぎをはじめとする農業が盛んな地域です。現在では、ブドウ、梨、柿、りんご、イチゴなど、フルーツの里として何種類もの果樹栽培が盛んな地域となっています。また、近くには福岡県内随一の豊富な湯量で極上の泉質「W美肌の湯」トロトロした肌触りが特徴的なpH8.5以上の弱アルカリ性単純泉と単純硫黄泉が楽しめる「原鶴温泉」が 筑後川沿いというロケーション で楽しめる 地域でもあります。

プロジェクトを立ち上げた背景

農業従事者から見た地域復興への現状と解決に向けて

水害による公的な復旧工事は進んではいますが地域の復興はまだまだです。昨年からのコロナの影響も加わり、他地域から朝倉への動きは激減しました。一度止まった動きは、それまでの現状復旧だけでは中々取り戻せません。今回の牧場予定地横の水害の被害を受けた販売施設で私の農産物も販売をしていますが、小規模農業者は土地の再生を図り作物を作っても、これまでの販路にお客の流れが戻らないと言う痛手を受けております。ましてや朝倉も他の地域と同じく農業従事者の高年齢化と労働力としての就農従事者の不足により廃業農家が増え、耕作放棄地が増えているのが現状です。私は若い時アジアの国へ日本の農業技術を基に現地農業の指導に行っておりましたが、現在ではその国の方々の力をお借りしなくてはならないのが現状です。国も農業分野の人手不足対策として、外国人労働者数をこの5年で2倍に増加させ人手不足を補う取り組みを行っていますが、そのほとんどが平成22年7月施行の技能実習(開発途上国への国際協力が目的) とした在留資格が付与された方々です。当然その受け入れと支援計画により関係行政機関からのサポートは行われているとは思いますが、実習生側から見た場合、働きやすい環境が整ってはいないのが現状だと思われます。以前フィリピンで農業を教えるという立場で出向きましたが、現地の方々から色々と親身のお世話を頂きました。私自身小さな事しか出来ませんが、これまでの経験を活かし朝倉での農業従事者の方々や、労働力確保の技能実習として来られている方々との、民間レベルでのコミュ二ティーづくりをこのヤギさん牧場から始め、安心で楽しく農業に従事して貰える地域にしていきたいと、そんなジレンマを持ちながら、頑張っている農家の方々を横目で見ておりましたが、色んな方々との出会いにより燻っていた心に火が点いてしまいました。一人の思いでは出来ない事が色んな方々との出会いの中で「出来る!」と確信を致しました。農業無くしてはこの地域の維持繁栄は在りません!プラットホームは水害罹災地を含め耕作放棄地が沢山在ります。その地を自ら動き活用を図り、そのプレイヤーを確保するため出来ることから始めます!勿論ヤギさんの力も借りて一人でも多くのお客様に足を運んで頂ける様、残り少ない人生にもう一度青春を取り戻しチャレンジ致しました。

これまでの活動

・昨年末から地権者の方々を調べ13名に地域復興に向けたこの計画を話し、先ずは5年間18228㎡の借地契約を結んだ。

・広大な範囲での計画であり牧場の柵作りに膨大な経費を抑えるため自分達で動き、被災地域の流木の有効活用を図った。

・ヤギさん牧場計画予定地の仮住まい施設設営及びお引越し 

・仲間づくり
  プロジェクト立ち上げ報告会 

資金の使い道・実施スケジュール

5、資金の使い方
   1+2+3 合計 約160万円
1、牧場及び農場づくり