はじめまして、東京でバレエスクール、バレエ団を運営しております岡脇柚太加と申します。
この一年は新型コロナウイルスの影響により、バレエをはじめ、ほぼ全ての舞台芸術がストップしました。私個人でダンサーとして請け負っている仕事も9割以上無くなり、経済的にも大きな打撃を受けた一年でした。
その中でも早期に配信事業に着手し、新しい生活様式下での舞台鑑賞スタイルを模索しオンラインとオフラインとを融合したハイブリッド型の舞台鑑賞を提供し続けてきました。
2020年8月に行った公演
ありがたいことにこの試みは多くの公共施設様にも受け入れて頂き、去年の12月は6本以上の公演を実施させて頂くという、業界では異例の活動実績を積むことができました。
私たちはこれまでに
ベトナムでの無償公演やカンボジア孤児院でのバレエ講習会などでバレエを用いた社会貢献活動を行なってきました。
ベトナムでの無償バレエ公演
芸術が人の心の糧となり、人々の心の支えとなることを私は信じています。
カンボジア孤児院でのバレエ講習会
防戦一方だったこの1年でしたが、このタイミングで現在の本拠地から徒歩5分の場所に居抜きで入居出来る物件を見つけました。つい先日ようやく物件の契約を結ぶことができました。
スタジオ面積40坪の大きなスタジオです
今のスタジオです↑天井に頭をぶつけることもしばしば
この情勢下で更に固定費を増やしにいくという暴挙に出るわけなのですが、イノベーションはいつも正気の沙汰ではないところから生まれると思っています。
広いスタジオが取得できると、さらに芸術団体として表現の幅が広がります。今後は培った配信ノウハウも存分に活かし、児童養護施設や病院などの施設にもオンライン慰問公演なども積極的に行なっていきたいと考えております。
このスタジオではみなとシティバレエ団の制作だけでなく、恵まれない環境にある子どもたちのためのプログラムの場所にもなります。そのような活動を通して私たちの活動が社会のセーフティネットワークの一つとして働くことを目指しています。
なにとぞご支援のほど宜しくお願い致します。
このプロジェクトの問題報告やご取材はこちらよりお問い合わせください