田舎でもワクワクしてくる町にしたい。27歳、若き醸造家の挑戦。

田舎でもワクワクしてくる町にしたい。27歳、若き醸造家の挑戦。
テレワークや在宅ワークの普及により都会から地方へ。そんな人の流れがこれから増えてくる中、僕が移住した奈良県宇陀市には移住してくれた人達が集まれるような場所が足りない。移住者も住んでる人も、全ての人が気軽に立ち寄れる、そんな場所を作ります。普段はビール屋の僕が一肌脱いで頑張ります。応援お願いします。

●はじめに●

はじめまして。那須礼二と申します!
まず、プロジェクトページをご覧下さり、ありがとうございます。

僕は2019年から奈良県宇陀市に地域おこし協力隊員として移住してきました。
現在はBEER HOLIC BREWINGというファントムブルワリー(醸造所を持たず、設備を借りて醸造するブルワリー)の代表として、クラフトビールを通じた町おこしを行っています!

今回はこの町を盛り上げる拠点『ながぼ荘』を作るため、物件の改築等に関わる費用を集めるべくプロジェクトを始めることを決心しました。

最後までどうぞ、お付き合い下さい!
●このプロジェクトで実現したいこと●

僕は宇陀市を『ワクワクしてくる町』にしたいと思っています。

例えば、
・好きなお店がたくさんある
・新しい発見や出会いがある
・商店街でいつもイベントをやっている
・クリエイティブな取り組みが行われている
・新たなチャレンジが常に生まれている

その他諸々、全部ひっくるめて『ワクワクしてくる町』です。

そんな、僕の夢を実現する第一歩となる拠点を紹介します。

宇陀市の商店街にある3階建ての建物で、僕は『ながぼ荘』と名付けました。
長細いので『な・が・ぼ・そ・う』です。
その佇まいを見て、思わずフッと笑えてくるような、そんな名前が僕は気に入っています。

そして、『荘』という字は昭和の名漫画家達が住んだ『トキワ荘』から取りました。
夢を持った人達が集まり、いろんなチャレンジがここから始まってほしいという願いを込めています。
ながぼ荘を発端として、ワクワクしてくる町にする事がプロジェクトを通じての目標です。
●プロジェクトをやろうと思った理由●

約2年、この町で暮らしてきた僕が感じたことは、

『カルチャーが集まる場所がない』

ということです。

様々な価値観を持った人が気軽に足を運び、そこに行けば何か新しい発見がある。
そんな場所がこの町にはないと感じたのです。

沢山のメディアで『地方移住』が題材になり、各地の田舎で自分の思うライフスタイルを過ごしている、そんな人が特集されています。

そこに決まってあるのは、シェアオフィスやコワーキングスペースといった、『人が集まってくる場所』です。

移住者と居住者が交われる、都会と田舎のいいところを上手く合わせた空間があるんだと思います。

コロナ禍で『地方移住』という機運が高まっている中、宇陀にはそういった場所がありません。
町を盛り上げようと頑張っている人は沢山いるのに、その人達に出会えるハブとなる場所がない。

そんな場所があれば、これから来る人も今住んでいる人も交流ができ、町が少しずつワクワクする空間になっていくんだと思っています。
ながぼ荘をハブに、いろんな人達が出会い、新たなカルチャーが生まれる、そんな場所を作っていきたいと思ったのがこのプロジェクトのきっかけでした。
●僕の住むまち『宇陀』●

宇陀市は奈良県の北東部に位置する町です。
宇陀市を一望できる鳥見山公園から見た風景

山間の中にある町ですが、大阪市内まで電車で1時間程度で行けるアクセスの良さがあります。
歴史も古く、「古事記」「日本書紀」等にも記載があるほか、大和と伊賀・伊勢を結ぶ東西の交通の要所としてお伊勢参りの宿場町として栄えました。

『又兵衛桜』や『室生寺』といった観光名所もあり、一年を通じ楽しむことができる場所でもあります。

そして、ながぼ荘は宇陀市の中心地、榛原(ハイバラ)駅前の商店街の中にあります。

ゆっくりとした時間が流れる商店街で