はじめに・ご挨拶
プロジェクトに興味をお持ちいただいてありがとうございます。
工房代表の横山 哲也と申します。
元々鍛冶屋を目指す前は、料理に興味をもち色々な調理関連にハマっていたことが始まりでした。
その後道具であるナイフや包丁に興味を持ち、料理の種類に応じて包丁等は多種多様な形状になって発展してきたことを知り、最終的に自分で作ってみたい・・・
そんなモヤモヤした時期を過ごし、縁あって島根へ移住する決意となりました。
鍛冶屋を目指して島根県奥出雲町に移住して多くの方々にお世話りなりつつ、鍛冶の基礎的な経験を得て
今年で5年を迎え、念願の工房開店準備に向けて設備及び内装の一部を残す状況となりました。
今回の工房は、縁あって10年位前に以前までやっていました鍛冶職人さんが亡くなり、建物は老朽化していく状況で知り大家さんに事情を話してお借りすることになりました。
出来る限り昔の雰囲気を残しつつ、可能な限り自分でリノベーションしてきました。
もうひとがんばりです!!
鍛冶屋という古くから伝わる職人へ
モノづくりの最終目標として単身移住し地域と関わり、鍛冶の歴史やガイドの勉強をして準備をしてきました。これまでの経験を今後の事業に生かしたモノづくりの原点に立ち戻り、かつては多くあった野鍛冶という農機具専門の鍛冶屋を目指していきたい。
また近年では子供たちがモノづくりに触れ合うことが少なくなりつつある状況から、実際に体験をしてもらうことで、「楽しさ・発想力・工夫」などの機会につながることを願っています。
身近な鍛冶屋、作り手と使い手が近い関係性で将来的にも残して生きたいと望みます。
御支援のほど、よろしくお願い致します
このプロジェクトで実現したいこと
無くなりつつある鍛冶という職を多くの方に知って頂き、子ども達から大人までたのしい鍛冶を実現して、工房完成の後には普段体験が出来ないような非日常なスポットにしたいと考えております。
最近では男性もマイ包丁を持つ時代です、販売さいれている刃物種類も多いですがデザイン性やカッコいい物を作り届けたい。
私たちの地域のご紹介
島根県には古の技術として「たたら」が現在も受け継がれ、鉄を生み出してきた神秘的な地域であります。神話などでも「白鷺に乗ってやってきた金屋子神が鉄のつくりかたを教えた」など鍛冶屋にまつわる話にも興味を惹かれます。
現在では世の中にはありふれた刃物ですが、たたらを行っていた時代には鉄は幕府にとっても重要な財源として扱われてきた。
古事記や出雲神話に興味を持たれたなら、残された遺構などに触れ「タイムトラベル」を実感されると思いますよ。
プロジェクトを立ち上げた背景
現在準備を計画している工房との出会いから約1年経ちましたが、自己資金で建物の改修などをやってきましたが、自己資金での改修についても現状難しい状況となりました。
あともう少しという状況ではありますが、コロナ渦も加わり準備が遅れております。
皆様のお力を貸して頂けるとありがたいです。
これまでの活動
町内の刀匠や鍛冶に関連した場所で鍛冶の基礎や地域の歴史的なこと、技術的なこと、たたらなど数年間かけて学び、出張鍛冶体験を小規模ではありますが、実施でき得た経験は大きかったと実感しました。
「火は怖い」というのは当然ではありますが、生活するためには欠かせないものであるのも事実ですし、子どもには使わせないというのも分からなくもないですが、理解して使うといことも時には必要だと思います。鍛冶屋は火と共にある