オフプライスストアでハイブランドの廃棄を減らして憧れをお得に届けたい

オフプライスストアでハイブランドの廃棄を減らして憧れをお得に届けたい
ヨーロッパの地方都市には素敵なセレクトショップがありハイブランドの商品を多数取り扱っています。ただ販売力の低さから余剰在庫となり多くの商品が廃棄されてしまいます。そういった商品と日本の顧客をつなげてサステナブルを実現しつつ憧れをお得にお届けするための完全予約制のオフプライスストアを実現したいです

はじめに・ご挨拶

オンラインセレクトショップを運営して6年目の株式会社dot Oの岡本と申します。
私は元々システムエンジニアとして日本IBMに努めていたましたが激務に疲弊し、より身近なシステムに携わりたいと思い退職しました。そしてイタリアに2年間住み、その後日本に帰国しファッションバイヤーとして3年間、日本とイタリアを往復し、日本を10周以上できるほど現地を駆けずりまわった経験から、このあと紹介する、私も関わるまで全く知らなかったファッション業界の課題と現状を知り、より多くの人に憧れのアイテムを手の届く価格で届けたいと思い2015年に創業しBUYMA上のショップ、そしてオンラインでの販売を続けてきました。
ハイブランドの世界にもサステナブルを

ヨーロッパ含め世界の地方都市には有名なハイブランドを多数取り扱うセレクトショップが必ずあります。人口密度の高い日本では考えられませんが、ヨーロッパの地方都市にはブランド単体の直営店を営むほどの人口密度はなくてもその地方の顧客を捕まえるために、地元に根づいた素敵なセレクトショップがかならず一つはあり、そこにプラダやマルジェラ、ヴァレンティノなどのハイブランドが商品を卸しています。また新興のデザイナーズブランドもこういったセレクトショップに商品を卸すことによりハイブランドと同じ店舗内に商品が並ぶことによって認知が広がり、成長していくというファッションを育てる素晴らしい仕組みがあります。この素晴らしい仕組みの一方、ヨーロッパの地方都市のセレクトショップでは、ブランドの仕入れ継続のためのノルマがあるため自身のショップの営業力、発信力では捌ききれない量の商品を仕入れなければならなず、これによってヨーロッパだけでなく世界の多くの地点で過剰在庫が発生し、そういった商品は最終的に廃棄される運命にあります。

「ブランド品の廃棄を減らす。だからこを安く売る」

こういった現状はまだまだ日本には知られておらず、アメリカや中国ではオフプライスストアという名前が浸透し多くのショップが展開しています。私達もこういった現状を日本に普及し、憧れの商品を手の届く価格でお届けすることによってブランドの過剰供給施策を抑制しサステナブルに貢献する事業を展開していきたいと考え上記のスローガンを掲げ商品を販売することにしました。そのために、これまでにBUYMA上のショップを6年間、そして今年オンラインストアをオープンしましたが、さらに商品を実際に手にとって頂き、見て試着していただきもっとオフプライスアイテムの認知を広げイメージを改善図すために旗艦店となる完全予約制の実店舗を都内にオープンするための支援を皆様にお願いしたいです。完全予約制にする理由は丁寧な接客と気兼ねなく商品を購入してもらい、心からお買い物を楽しんでもらうためです。

ブランド品は実は卸で流通している

ヨーロッパの地方都市のセレクトショップが抱える過剰在庫は皆さんの想像を超える圧倒的な量があります。そして、それらの商品はシーズン終わりにはユーロ定価と比較しても50%~70%OFFなどの圧倒的な価格で卸しのオファーが来ます。にもかかわらずカテゴリやシーズンといった枠組みに縛られた結果、多数の商品が眠っている現状にあります。さらに日本では並行輸入品=いかがわしい商品として根強い認知があり、ファッションの並行輸入業界自体にこういった現状を伝えずオブラートにつづんだ状態で流通させようという態度が蔓延しています。仲卸業者が多数仲介し、中間マージンをとって、大手量販店や、楽天市場やAm