河の環境・光の状態の移り変わりを素朴に体験できる、素敵なものとなりました。
・木と触れ合おう!ものづくりワークショップ
利根運河のほとりに新しくオープンする、「ハム・ソーセージ職人の店 Umami」さんの店頭に置かせていただく家具を、設計製作しました。組み立ての工程では、地域の子供たちを呼びワークショップを行いました。参加者からは、「利根運河が愛着のある街になりました。また、遊びに行きたいです。」という声もいただき、新しい場づくりとしてとても良いものとなりました。
この他にも運河駅ギャラリーでのインスタレーション展示やほん実行委員会の趣旨を見つめなおすパネルディスカッションなど、昨年は、それまでとは違った様々な場づくりをすることができました。
クラウドファンディングの経緯
昨年「利根運河シアターナイト」が開催できなかったため、1、2年生はシアターナイトを知りません。3年生は、今年こそはという想いと、ここで途絶えさせてはならないという想いで活動しています。今年で本委員会が活動10年目を迎えることもあり、より活動の幅を広げるべく、新しい試みを取り入れたいと考えています。加えて、今年はコロナ対策に係る備品購入等の費用やそれに伴う会場の拡大等もあり、例年よりも多くの資金を必要としています。これまでも周辺の企業や商店など、地域の方々やその他たくさんの方にご支援いただいて活動しておりますが、今後の継続・発展のためにもより多くのことに挑戦すべく、皆様のご支援が必要です。よろしくお願いいたします。
今年の活動内容
「利根運河シアターナイト」
「利根運河を一夜限りの劇場に」をテーマに行う、光と水の祭典「利根運河シアターナイト」を開催します。地域の商店や市民出展者様による物販、市民団体や学生団体のパフォーマンスなど、日常とは異なる利根運河を体験・記憶できるような市民参加型のイベントです。また、事前にはものづくりワークショップを開催し、その作品で会場演出をします。
新しい試み
1)会場を広げます
例年使用している、運河水辺公園の北岸・南岸に加えて、割烹新川本館の敷地と西深井散策の森を会場とする予定です。利根運河を半世紀以上見守ってきた割烹新川さんの敷地と水辺とは違う環境を持つ森を会場に加えることで、それぞれ雰囲気の異なる空間演出を行います。また、これはコロナ対策として、会場の密を避けるための試みでもあります。
2)1週間開催します
10月3日 開幕 ミニコンサート、ものづくりワークショップを開催します
10月4日~8日 作品設置 運河水辺公園内に家具を設置します
10月9日 終幕 例年の「利根運河シアターナイト」です
※コロナ過であることから、会場内での食品等の販売は行いません。
「葛布ワークショップ」(昨年からの新しい試み)
昨年行った葛布ワークショップを今年も開催します。また、これによって織った葛布は来年インスタレーションにして、展示します。
「かぐはぶプロジェクト」(新しい試み)
利根運河周辺地域にある商店に、私たちが設計・制作する家具を設置させていただくプロジェクトです。制作過程を地域の子供たちと行うことで、体験を通して愛着が湧き、家具を設置することで地域の賑わいを作ります。制作する家具が地域活性化の中枢(hub:ハブ)となるという想いから、「家具」+「ハブ」→「かぐはぶ」と名付けました。
スケジュール
8月 葛布ワークショップ開催
9月 利根運河シアターナイトの作品制作等、開催の準備
10月 利根運河シアターナイト開催