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【あしなが学生募金】誰だって夢を持っていいんだ!
3 ~ 4 分
あしなが学生募金事務局は毎年、春と秋の2回、街頭募金を実施している、学生団体です。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で春と秋の街頭募金がどちらも中止になってしまいました。街頭募金ができないとご寄付をいただくことができず、遺児家庭や障がい者家庭の学生への奨学金支援が滞ってしまう可能性があります。そのため、春に引き続き、クラウドファンディングを実施します。
はじめまして。私は今年からあしなが学生事務局員となりました太田舜也(おおた しゅんや)です。
このページでは「夢」について話したいと思っています。
「夢」は未来を、人生を変える力を持っていると私は信じています。ぜひ最後までご覧ください。
改めまして、今年からあしなが学生募金局員として活動している太田舜也(おおたしゅんや)と申します。私は今年度から大学生となり、あしなが学生募金に入局しました。新型コロナウイルスの影響で家にいることが多く、なにか新しいことにチャレンジしたいと思ったので今回クラウドファンディングに挑戦しました。
さて、これを読んでいるみなさんは学生の時、「夢」を持っていましたか?そして、自分の「夢」を口にすることはできていましたか?
私はできませんでした。私は昔から歌を歌うことが好きで、歌手になりたいという「夢」がありました。しかし、私は物心つく前に父親をなくし、母子家庭で育ってきたため、経済的に苦しく、周りの人が私に何を期待しているか読み取り、波風立たないように他人の望んでいる私を演じていました。人の顔色を伺って生きてきました。当然、そんな私が自分の「夢」を言えるはずもなく、時が立つにつれて、私の中から「夢」が薄れていきました。
そして、高校生になってもかわらず、いつしか、自分に「夢」なんてないと思い込み、「本当にやりたいこと」を抑え込んでしまいました。「夢」なんて持ってはいけない。と思い込んでいました。このような経験をしている人は遺児家庭の学生に限らず多いのではないでしょうか?
ところが私は今年の夏、あしながと出会って考え方が180度変わりました。
それは、あしなが育英会の奨学金の採用説明会の時でした。説明会は今年の6月にオンラインで行われました。その説明会で局長である玉井会長から「みんなの夢を教えて」という質問をされました。
私はそのとき(夢なんてもってないし)と思っていました。
しかし、他の学生は自ら手を挙げて自分の「夢」を口にしていたのです。みんな私と同じ遺児家庭で育ってきたはずなのにと驚きました。そこで私は自分の「夢」を改めて考え直し、取り戻すことができました。
ぜひ、これを見ている方でお子さんがいらっしゃる方は、「夢」を一度聞いてみてください。人間誰しも好きな事ややりたいこと、すなわち「夢」があるはずだから。そして、その「夢」を応援してあげてください。
「夢」を言えないまま生きていくと本当の自分や本当にやりたいことをいつしか、必ず、見失います。そんな状態で過ごしていくのは本当に苦しいです。私はその苦しい状態を経験しているので、断言できます。
「夢」を信じれば「未来」に希望が持てる。「未来」に希望があれば「笑顔」になれる。「笑顔」でいれば「人生」が楽しくなる。私はそんな世の中を作っていきたいです。
現在、あしなが学生募金は街頭募金ができず、ピンチに陥っています。
私は「誰だって夢を持っていい」と気づかせてくれたあしなが育英会を救いたい。
経済