画像提供:松竹㈱・㈱歌舞伎座 ©松竹㈱
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現在、コロナウィルス感染症により、歌舞伎座をはじめとする歌舞伎の公演の入場制限を余儀なくされています。
東京歌舞伎座においては、定員1,900名に対して、800名の人数制限をしての公演になっております。そこで、歌舞伎を応援したいという気持ちから歌舞伎の演目のお香を作らせて頂きます。歌舞伎ファンのみならず、歌舞伎に関わっておられる方々のお役に少しでもなれればと思っておりますので、どうぞ ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
お香の香りについては、歌舞伎の演目や登場する人物をイメージした香りをテーマに弊社で調合し、松竹株式会社様のアドバイスを得て作ったものになります。
世界に誇る日本文化の歌舞伎をご支援お願い致します。
私たち株式会社 菊谷生進堂は、1937年に創業し、長年にわたってお香やお線香、香木、数珠などを販売してきた会社です。1999年に「香源」という屋号でECサイトを開設し全国のお客様にお香をお届けしています。また、リアル店舗も【名古屋本店】、歌舞伎座近くの【銀座本店】、東京国立博物館の近くの【上野桜木店】もございまして、この度銀座本店の近くということもあり、松竹株式会社様とのご縁を頂き、【歌舞伎応援プロジェクト】を行うこととなりました。
香源 企業概要
演目について
1.演目名:菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
【物語のあらすじ】
主な登場人物は、右大臣の菅丞相(かんしょうじょう)こと菅原道真公、道真ゆかりの三つ子の兄弟で、道真に仕える梅王丸、敵役にあたる左大臣の藤原時平(ふじわらのしへい)に仕える松王丸、帝の弟にあたる斎世親王(ときよしんのう)に仕える桜丸です。
菅公といえば史実でも藤原時平により太宰府に左遷され、失意のままその地で没した人物です。本作品はこの菅公にまつわる史実をもとに、菅丞相の配流の場面や、大詰で時平一味を滅ぼす場面が歌舞伎らしく脚色されています。 歌舞伎では三つ子が敵味方に分かれて争う「車引(くるまびき)の場」、桜丸が菅丞相流罪のきっかけを作った後悔から切腹する「賀の祝(がのいわい)の場」、松王丸が菅丞相の子・菅秀才(かんしゅうさい)を救うために自らの子を犠牲にする「寺子屋の場」などが頻繁に演じられています。
【香りについて】
・【菅丞相星梅香(かんしょうじょうせいばいこう)】(菅原道真イメージ)
梅花のレシピをアレンジして、菅公の書の「三聖」のイメージから墨のような渋みのある香りを表現しました。
【商品情報】
◆長さ:約14cm・15本入
◆燃焼時間:約30分
◆商品価格:税込2,200円
2.演目名:義経千本桜
・【源九郎判官香(みなもとのくろうほうがんこう)】(源義経イメージ)
・【初音鼓香(はつねのつづみこう)】(静御前イメージ)
【物語のあらすじ】
義経千本桜の主人公は義経ではありませんが、源頼朝に追われる義経を取り巻く人々のストーリーをそれぞれに描いた大作となります。
初音鼓香は、主人公の一人・狐忠信(きつねただのぶ)の親狐の皮が張られた鼓に由来します。この鼓は義経が静御前に贈った品で、静御前が吉野の桜の中を義経をたずねゆく道中でこれを打ち鳴らす場面が印象的です。
【香りについて】
・【源九郎判官香(みなもとのくろうほうがんこう)】(源義経イメージ)
義経にまつわる颯爽とした風のようなイメージから香木沈香のそのままの香りで爽やかさを表現しております。
・【初音鼓香(はつねの